宮代町議会 > 2021-09-24 >
09月24日-07号

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  1. 宮代町議会 2021-09-24
    09月24日-07号


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    令和 3年  9月 定例会(第4回)          令和3年第4回宮代町議会定例会 第30日議事日程(第7号)                 令和3年9月24日(金)午前10時00分開議     開議     議事日程の報告日程第1 会議録署名議員の指名について     ●議案の質疑、討論、採決日程第2 議案第44号 指定管理者の指定について日程第3 議案第45号 宮代町教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて日程第4 議案第46号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて日程第5 議案第47号 令和3年度宮代町一般会計補正予算(第4号)について日程第6 議案第48号 令和3年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について日程第7 議案第49号 令和3年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第1号)について日程第8 議案第50号 令和3年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について日程第9 議案第51号 令和3年度宮代町水道事業会計補正予算(第1号)について日程第10 議案第52号 令和3年度宮代町下水道事業会計補正予算(第1号)について日程第11 議案第54号 令和3年度宮代町一般会計補正予算(第5号)について日程第12 議案第55号 令和3年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について日程第13 議案第56号 令和3年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第2号)について     ●意見書の上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決日程第14 意見書第3号 出産育児一時金の増額を求める意見書日程第15 意見書第4号 建設アスベスト被害者の早期救済を求める意見書日程第16 意見書第5号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の拡充を求める意見書     ●一部事務組合議会議員補欠選挙日程第17 選挙第1号 久喜宮代衛生組合議会議員の補欠選挙について     ●常任委員会の閉会中の継続調査の申し出日程第18 議会広報委員会の閉会中の継続調査の件について     ●議員派遣日程第19 議員派遣について      町長あいさつ      閉議      閉会出席議員(13名)   1番   山下秋夫君       2番   丸藤栄一君   3番   丸山妙子君       5番   金子正志君   6番   西村茂久君       7番   小河原 正君   8番   泉 伸一郎君      9番   角野由紀子君  10番   塚村香織君      11番   合川泰治君  12番   土渕保美君      13番   川野武志君  14番   田島正徳君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  町長      新井康之君   副町長     渋谷龍弘君  教育長     中村敏明君   総務課長    赤井誠吾君  企画財政課長  栗原 聡君   住民課長    高橋暁尋君  税務課長    門井義則君   町民生活課長  吉永吉正君  福祉課長    宮野輝彦君   子育て支援課長 横内宏巳君  健康介護課長  井上正己君   産業観光課長  菅原隆行君  まちづくり建設課長       会計管理者兼会計室長          石塚孝信君           大橋洋巳君  教育推進課長  大場崇明君本会議に出席した事務局職員  議会事務局長  野口幹雄    書記      小林賢吉  書記      岡村恵美子 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(田島正徳君) だたいまの出席議員は13名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(田島正徳君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(田島正徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において、6番、西村茂久議員、7番、小河原正議員を指名いたします。--------------------------------------- △議案第44号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第2、議案第44号 指定管理者の指定についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 皆さん、おはようございます。 議席2番の丸藤でございます。 それでは、議案第44号について、何点かご質問させていただきます。 まず、1点目につきましては、指定期間でございます。令和4年4月1日から令和14年3月31日までの10年間としております。まず、この点について、どうして10年間にしたのか、その点について伺います。 それから、募集方法及び評価結果でございますけれども、申請団体は3団体と、うち1団体は辞退をしたということなんですが、公設宮代福祉医療センター六花以外については、どういった団体だったのか、その点についてお伺いいたします。 それから、この評価結果でございますが、次の質問でも伺いますけれども、100点満点で51点となりました。これについて、町としてこれで指定管理を行わせるということなんですけれども、その点、この評価についてはどのように捉えておりますでしょうか。 それから、5点目でございますが、指定管理者候補者の選定理由3つ挙げられております。1つは設置目的や、求められる機能を理解し、それに応じた事業計画、収支計画となっていることから適切な運営が期待できると。2つ目が公設宮代福祉医療センター六花の目指す姿、ビジョンに対応した提案であり、当町の医療介護環境の要請に応えることが期待できると。3つ目は、地域医療を全国展開している組織力とノウハウにより地域医療の充実に向けて安定運営が期待できると。 こういうことで選定をしたということなんですけれども、この点につきましては、昨年の1年間延期したその理由はたしか、公設宮代福祉医療センター六花の収支の関係で大変厳しいという、大ざっぱに言うと、そういう理由もあったかと思うんですけれども、この辺についてはもう全く心配ないのかどうか、その点お伺いいたします。 それから、これは指定管理者としての選定理由はそれぞれあると思うんですけれども、町民は今回の、昨年からもそうですけれども、新型コロナウイルス感染症について、やはり県で新型コロナウイルスインフルエンザ両方の診療検査を行う診療検査医療機関として募集もしましたが、これに公設宮代福祉医療センター六花がそれに応えなかったということに対して非常に、私どもそうですけれども、町民もがっかりしているんですよね。そういった点で、こういった点ではどのように町としては捉えているのか、その辺はどういうふうに選定の中で評価されたのか、お伺いをしたいと思います。 答弁によってはまた再質問させていただきます。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 指定管理に関しましていただきましたご質問について、順次お答えをしてまいりたいと思います。 まず、1点目、指定期間を10年とした理由でございます。 これまで地方自治法の改正によりまして、平成16年来ですが、指定管理制度が導入されておりまして、おおむねその指定管理期間というのは5年以内ということが一般的に言われておりまして、当町の指針におきましても、この5年というのを一つの目安として運営をしてまいりました。そこからもう相当年数がたちまして、この指定管理という制度も相当なじんできたというところがあるかと思います。 こうした中で、やはりこれを請け負う事業者によりましては、ある程度の期間が長期的になれば、その期間におけます例えば設備投資ですとか、いろんな新しい事業ですとか、そういったことを期待できる施設も中にはあるということが分かってまいりました。 こうしたことから、従来の5年以内というのを原則としつつ、宮代町におきましては、指定管理によりまして、そういった指定管理者によって様々な提案が期待できる施設については、10年以内ということができるように、指針のほう見直しまして、今般、この公設宮代福祉医療センターにおきましても、10年間として募集を行わせていただいたところでございます。 続きまして、今回応募いただいた事業者でございますが、今回ご提案をいたしました候補であります地域医療振興協会のほかに2団体、当初提案をいただいておりまして、1団体は都内にあります医療法人でございます。もう一団体、辞退されたのは埼玉県内の医療法人でございます。 それから、今回の指定管理の評価に対する受け止めでございます。評点としては51点でございます。100点満点ということから考えますと、半分ではないかということではないかと思いますが、指定管理の評点の場合は50点を標準点とさせていただいておりますので、標準的な私どもが求める機能については具備しているものというふうに理解をしております。 それから、昨年この六花については、1年間指定管理の期間を延長させていただいております。その理由は、新型コロナにほかならないわけでございます。そのコロナ禍におきましても現在の指定管理者経営努力をいただきまして、結果的には、幅は減りましたが黒字化しておりますので、施設としては問題はないというふうに理解をしております。 最後、指定医療機関に応募していないことに対する町の捉え方でございます。 公設宮代福祉医療センターは、確かに診療所を持ち合わせておりまして、町民の皆様の病気やけが等に対応すべき施設でございます。と同時に福祉医療センターという名前にありますように、老人保健施設、あるいは介護の通所サービス等々介護分野におきましても、宮代町の中では大きな割合を占めているところがございます。加えて、インフルエンザの予防接種ですとか、お子さんたちの健康診断、こういったところも担っているところでございます。 どうしても新型コロナウイルスがこれだけ感染流行いたしますと、そこにスポットが当たりがちにはなりますし、それは当然大切なことでございますが、そういった地域医療、ふだんの地域の医療福祉を支える施設として、この機能を止めるわけにはまいりませんので、確かにお叱りはごもっともかと思いますが、施設の機能を維持するという点におきまして、現状のスタンスを取らせていただいております。 その一方で、今般の第5波とも言われる感染拡大の中におきましては、在宅療養者の支援、あるいはワクチンの接種等ご協力をいただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 2番議員の丸藤でございます。 それでは、再質問させていただきます。 まず、1点目の指定期間を10年間とした理由なんですけれども、一つの目安として5年以内という考え方もあったけれども、これになじんできて、もっと長期的にすれば、施設等の充実も図れるというような、そういう趣旨の答弁がありました。 確かにはそうだとは思いますけれども、前回の1年間延長にした理由、これはやはりコロナ禍での、先ほども言いましたように、六花の収支が非常に厳しくなったと、そういう理由でした。今、答弁はそのことを忘れたかのように、1年延長はしたけれども、黒字化しているということも答弁していますが、それは結果論であって、こういうやはり不安材料というのは今後もあると思うんですよ。 今回のコロナ禍、まだまだ収束しておりませんし、これからコロナ禍を収束するための薬なんかも当然開発されると思いますし、しているという話も聞くんですけれども、そういうことがあるにしても、また、今回のようにデルタ株とか、どんな感染拡大がして、どういったふうになるかまだまだ未定だと思うんですね。そういう中で、またそういう環境の中で、収支が傾くことだってあると思うんですよ。そうしたときに、また、これは仮の話ですよ。仮に今回10年にして、また、こういう想定外のことが起きて、厳しくなったと、そうした場合はどういうふうな対応を取るのでしょうか。 それでもやれというようなことは、もちろんするわけはないんですけれども、そういうことだってあり得るわけですよね。そういった点で、私は10年間というのは非常に長いと。この間、先ほど理由を言いましたけれども、何か特別な理由というか、あるんでしょうか、先ほど言った以外の。ぜひその辺をお願いしたいと思います。1点目。 それから、2点目ですが、募集をして、辞退したという医療法人もあるんですけれども、この都内の医療法人と県内の医療法人、これは評価結果ではどのようになったんですか。六花は51点でした。じゃ、都内の医療法人と県内の医療法人、この評価についてもお尋ねしたいと思います。 それから、3点目、評価結果なんですけれども、これはあくまでも50点が標準で、それに1点加算されているというだけですよね。これは町としてもこういう評価ですし、六花はたしかもう18年ぐらいになるかと思うんですね、この六花ができて。この間、いろいろ住民からも要望も出ておりました。1つはやはり診療時間がもっと長くならないか、それから、休日、夜間診療も何とかしてほしい。もちろん先ほど言った新型コロナウイルス感染症の診療検査を行うのは当然だという、そういう話も私ども伺っております。 こういうのに、正直言って、応えてこないできましたね。それでいいのかということなんですよ。私も今議会で、一般質問でも取り上げました。やっぱり今回の場合に限っては、発熱外来も正直言って全くしないわけではないけれども、本当に新型コロナ感染者だったら受けないんですよ、もちろん。こういうんじゃ、やはり公設と言えるんですか、曲がりなりにも公設とついているんですよ。宮代町がバックアップしているんですよ。 そういうのに、先ほどは町民の声を今言いましたけれども、ほかの町内の医療機関の先生方は町にふんぞり返っているんじゃないかと、言葉悪いですけれども、そのまま私は質問しますけれども、そういうことまで言っているんですよ。だとすれば、もっともっとそういった町民の声に応えていいはずなんですよ、六花というのは。何のためにあるんですか。 だから、もっと胸を張って、宮代町の福祉医療センターなんですよと言えるような病院にしてほしいんですよ。それが町民の願いですよ。議員の町民の代表の議員の皆さんもそういうふうに思っていますよ。 だから、評価も非常に足りないし、何も10年も延ばす必要ないと、科学的でないかもしれないですけれども、今までどおりでいいんじゃないですか。ましてやこういうことがあれば、もっとこんなに長くなくてもいいんじゃないかと、そういうふうに思いますが、その点どうでしょうか。 5点目の指定管理者候補者の選定理由ですけれども、これはもうよく書き過ぎですよ。さっき言ったような町民や医療機関の先生方の声を聞いて、適切な運営が期待できるとか、確かに六花ですから6つの機能、病後児保育とか入れてのあれですけれども、全てもちろん駄目とは言いませんけれども、こういった医療介護環境の要請に応えることが期待できるとか、地域医療の充実に向けて、安定運営が期待できる、本当にこれはちょっと褒め過ぎじゃないでしょうか。だって、評価が51点なのに、こんなふうに胸張って言えるんですか。まず、そのこと言いたいと思うんです。 それから、6点目の診療検査医療機関に応えてくれなかった。じゃ、町内の医療機関、個人ですけれども、応えているんですよ、もう何回も言うように。これは、応えられないんですか。応えていってもらわないと公設という名に恥じませんか。恥じるようになりませんか。 ちょっと私、質疑の言葉が悪いんですけれども、私の奥の中には、私は六花はかかりつけ医です。もっとよくなってほしいんですよ。このままじゃ駄目ですよ、このままじゃ。本当に、よく、やっぱり診療所でいいんですよ。それを普通の総合病院みたいにできない。でも、少なくてもそういった意味では、小児科だって週3日か、4日半ですか、それぐらいしか開けないんですよ。開けられないんですよ。産婦人科が宮代町にないし、地元の宮代町で子供を産むことができないんですよ。 こういうこともずっと言っていきました。せめてそういう病院にしてほしいと。公設という名にふさわしくない。 以上です。6点答弁お願いします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) それでは、再質問について、順次お答えをしたいと思います。 まず、10年間の理由の部分でしょうか。先ほど申し上げたとおり、ある程度指定管理の期間を長期にすることによって、当然期間が確保されていれば、雇用の面ですとか、それから、いろんな設備投資の面ということも指定管理者独自のというところが期待できるわけでございます。 特に、こういった福祉医療施設ですから、雇用の面をある程度安定させることによって、事業展開が今後に期待ができるというところがポイントになったというふうに考えております。 それと、ほかの2者の評価についてでございますが、まず、1者につきましては、お手元に参考資料としてお配りした資料にありますとおり、評点としては31点となっております。評価のポイントといたしましては、各委員それぞれお考えはある中ですが、全体としてやはり現在医療資源を持ち合わせていないという点が今後の経営に対して結果として現れたのではないかというふうに考えております。 もう1者につきましては、辞退をしておりますので、差し控えたいと思います。 続いて、3点目の50点プラス1ということで、町としての評価についてでございます。 これまで18年ぐらいになりますかね、公設宮代福祉医療センター地域医療振興協会によって運営をいただいておりまして、今、ご質問の中にありましたとおり、いろんな意見をやはりいただいてきているというふうに思っております。診療時間しかり、それから、休日等、そういったことも含めて、様々にこういったことをしてほしいというようなご意見をいただいていることは十分承知いたしております。 指定管理につきましては、毎年度モニタリングという形で、その年、その年の評価をさせていただいております。そうした中でもそういった声をお伝えしつつ、現在の医療環境の中で、どこまでお応えできるかということは、これまで進めてまいったところでございます。そうした中で、もちろんご意見に全てお応えすることはできておりませんが、町の公設福祉医療施設として、ある程度の機能を果たしたというふうに理解をしております。 その上でいいのかというお話を今いただいておりますが、今回、指定管理の提案ということで、次の10年に向けて、私どもがお示したビジョンに沿って新しい提案をいただいておるわけでございます。 過去を振り返って、これを評点に加えるということは当然できないわけでございますので、今回新しい10年に向けた評価を改めてさせていただき、結果的には標準を充足しているということで、今回候補者として提案をさせていただいておるわけでございます。 それから、選定理由についてよく書き過ぎではないかというふうにご質問いただいておりますが、これも評価の過程の中で、提案いただいた内容、それを各委員の方がそれぞれ、では、こういったことはできる、できないということも併せて質問し、選考した結果でございますので、こちらにまとめた評価について、今回提案をさせていただいております。 それと、最後ですが、指定医療機関新型コロナウイルス下における発熱を含めたこういった医療を行う機関であるべきという、こちらも当然町の中で、あまねくこの施設がお受けすることができれば、それはもうすばらしいことだというふうには思っております。 しかしながら、建物の構造上、やはりご高齢の方をそれなりの数を抱えている点、それから、先ほど申し上げましたように、診療所だけではなくて、日々の健康管理につきましても、町民の方の健康管理についても、相当のウエートを占めている施設でございますので、こういった機能を維持継続するということも公設宮代福祉医療センターの役割、そして、責任であるというふうに考えております。 その上で、新型コロナのような感染症対応というのは今後の検討課題として、指定管理者とも十分話し合っていきたいとは思いますが、現在に置かれた状況、環境からして、その役割は胸は張りませんが、責任は果たしているというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番の丸藤でございます。 3回目の、最後の質問ですので、お答えいただきたいと思います。 1点目の指定期間の関係ですが、最初の答弁と変わりないですよね。長期間にすれば、雇用、施設、投資に期待ができるということなんですけれども、これについてはどうなんでしょうか。じゃ、10年にしたら、これまでと違う施設とか、雇用も改善して、どういう医療ができるんでしょうか。その点お伺いしたいと思います。 それから、2点目の募集の関係につきましては、分かりました。これ以上の答弁はできないと思いますので。 ただ、評価結果と選定理由、併せた質問になりますけれども、私は非常に、先ほどの課長の答弁では、十分要望はいただいてある程度の機能は果たしてきているということなんですけれども、課長は替わったばかりですよ。ですから、ちょっと、もちろん引き継ぎしていますから、六花に対する評価もきちんとやっていると思うんですけれども、町長、どうなんでしょうか。指定管理として、公設宮代福祉医療センターと言われているんですよ。名に恥じないような、やっぱり医療機関にしていかなければいけないと思っているんですが、私は、これはまだ途中だと思っているんですよ。しかし、もう18年にもなっているんですけれども、いまだ診療時間は延長しない、休日、夜間も六花にはお願いできない。今回の新型コロナウイルス感染症についても、心配だから行っても全然駄目な方もいたようです。 先ほど、課長はこういった点については、検討課題でもあるけれども、責任は果たしてきたと言っていましたよね。私は、町長、町民の声に応えていない、応えられるようにしなければいけないじゃないですかというふうに聞いたつもりなんですけれども。私の思いも言いましたよ。ですから、やっぱりみんなが安心して、不安を解消して、安心して診療してもらう、そういう病院にしてほしいんですよ。そういった点ではどうですか。そんなに私は、責任は果たしていないと言っていませんよ、私だって、そういう要望に公設というからには、それぐらい応えてもいいんじゃないか。 何でこういうことを言うかといいますと、春日部も春日部市立医療センターがありますね。やっぱり市民の皆さんもコロナ禍の中で心配だから、コロナの病床ベッド数増やしてほしいと、PCR検査もやってほしい、もうそういうものにはどんどん応えているんですよ。私は、そういう春日部の医療センターと同等に同じようなことをやれとは言いませんけれども、少なくとも、そういう声に応えているんですよ。応えているんです。 だから、何で、先ほど言ったこういう町民の要望に少なくとも応えるようにしていきたいぐらいの答弁できないんですか。 私は一般質問やったときに、「じゃ、六花について胸張って六花にお願いできますか」と。町長、変なこと言いましたよね。「胸張ってできないよ」、それは別にしても、そういうふうなやっぱり施設にしていただきたいんですよ。 何か期間にしても、去年でしたか、1年延長するときも、こういうことでは、やっぱり心配だというような、たしか不安も執行部にもあったと思うんですよ。経営が傾くんですから、できなくなったら、どうしようというふうになったと思うんですよ。 そういう点では、私たちも応えないから六花要らないとかと言っていないんですよ、先ほどから。いい公設だから、宮代福祉医療センターにしてほしいんですよ。 町長だってそういうふうに思うでしょう、個人的にも。町長として答えられないのか、私はそんな難しいこと言っていないと思う。だから、少なくともそういう姿勢を取っていただきたい。 ちょっと心配なのは、私も前回、六花が診療検査医療機関、これ、県の医療機関に手は挙げなかったということで心配なので、質問もしました。その点では改善できますかと言ったら、改善するようにしていきたいと言っているんですよ、答弁では。もう1年以上たつのに変わっていないじゃないですか。じゃ、その場限りの答弁ですか、これ。 町長、直接六花とも交渉していると思いますので、そういった点ではどうなのか、町長から答弁をお願いしますよ。もう課長は難しいと思う。町長からお願いしたいですね。 以上。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長
    健康介護課長(井上正己君) ご質問いただきました10年間にしたことによる改善についてお答えをしたいと思います。 今回、10年間の期間とさせていただいたことによりまして、通常診療している小児科をはじめとした各診療科目についても安定して運営をいただけるということで提案をいただいているものというふうに理解しております。 と申しますのは、医療の現場は、ご案内のとおり、非常に医療需要の減少ですとか、あるいは働き方改革等もございまして、やはり人手が多く必要になる現場でございます。そうした中で、特に難しい小児科を継続して安定運営していくということについては、この10年間というのが一つ大きく寄与しているというふうに理解します。 もう一点が、宮代町の置かれた状況として、やはり今後は高齢化による介護需要への対応だと思っています。地域包括支援ケアシステムをこれから構築していくに当たりましては、当然在宅で介護をするということをいかに支援していくかということにウエートが求められるというふうに理解しております。 そうした中で、訪問看護をはじめ、こういった支援をする機関として、10年間とすることによって新たな雇用等を通じて対応していくという点、これについても改善といいますか、今後期待ができるところかと思っております。 いま一つが運営に当たりまして、町では健全交付金というのを地域医療振興協会に対して交付してきたわけでございますが、こちらについても10年としたことによりまして、経営の改善を図ることで不用となるということが今のところ見込まれております。 以上、ソフト、ハードとも期待ができるところが見えてきたのではないかというふうに考えております。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 今置かれています六花の現状において、町長としてどう思うかという質問でございます。 さきの一般質問のときにもお答えをさせていただきましたけれども、今、宮代町の六花がコロナ対策というか、新型コロナ感染症の診療について、胸を張っていい病院と言えるかというご質問をいただきましたので、その際には、胸を張っていい対処をしているとは言えないというふうに私はお答えをしたつもりでございます。 現状の六花のコロナ対応については、町民の方々がやや不満に思っているのも承知しておりますし、私自身もできれば発熱外来並びにPCR検査等の対応はしていただきたいなというふうに考えております。 ただ、新型コロナの感染症に感染された方を六花に入院をさせて、そこで処置をしていくという、いわゆる入院を受け入れてまでの診療については、やや無理があるだろうなというふうに思っておりますので、あくまでも町民のかかりつけ医としての対応につきましては、きちんとこれからも対応していただきたく、六花のほうと交渉を続けていきたいというふうに思っています。 ただ、高齢者施設並びにデイ施設、また、0歳児、1歳児、2歳児の予防接種ほとんど六花が担っています、昨年の10月、11月も1月に3,000人からのインフルエンザの予防接種も六花が対応しております。 いま、やっとここに来てですが、個別接種の新型コロナのワクチン接種も今、六花で始まろうとしています。そういう意味では、着実に一歩一歩町民の皆様のニーズに応えられるような病院に六花のほうも変わろうというか、地域医療振興協会のほうも変わっていこうというふうに協力を仰いでいますので、私も皆さん、町民が自信を持って「かかりつけの六花」と言えるように、改善を含めて努力してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 西村茂久議員。 ◆6番(西村茂久君) 議席番号6番、西村でございます。 前段の質疑を踏まえて、質問を何点かさせていただきます。 まず、これは前段でもあったんですけれども、指定理由の3点出されていますけれども、それが全て期待できるということで結んでいるんですけれども、過去18年の六花の総括抜きで果たして期待できるというんでしょうかね。確かに選定委員会の評価に当たって、事業計画、収支計画等出されております。それらがどう町が求める水準に達しているかということでの評価だと思うんですが、継続して指定管理を受ける場合は、必ずしもそれに全て拘束されるということではないと思うんですよね。 したがって、18年の総括抜きで果たしてこういう3点の理由に述べられた期待できるということが、期待したいというなら、話は別ですけれども、期待できるということになっているのかどうかお答えください。 それから、地域医療振興協会ですけれども、過去何回か指定管理者に指定されておりますけれども、その指定管理者に指定されたときの評価点を順次教えていただきたいと思います。 それから、これ、今の質問にも関係するんですけれども、今回の選定委員会の評価で、過去に指定管理を継続して受けている団体に対する総合的な評価を加えるべきではないのかなと。選定委員会の評価は、あくまで先ほど申し上げたように、町の今回の水準書、こうやってほしい、こうあってほしい、そういうことにどう適合しているかということなんですが、あくまでこれは今後の話なんですよ。したがって、付加的な総合評価を加える必要があったんではないかということについてお答えください。 それから、六花は公設ですよね。先ほどの質問にもありましたけれども、六花は6つの花を開かせるということで、老健施設を含めたそういう施設になっているんですが、その核になっているのは診療所なんですよね。その診療所の利用者の動向、現状を含めて、令和2年度に限って結構ですけれども、町内の一般診療所に占める六花の診療所の利用割合を教えてもらいたい。六花が持っている内科、小児科、外科、整形外科別に六花の利用者の割合を教えていただきたいと思うんです。 なぜ、こういう質問出すかというと、六花は町内において、特別の施設なんだということをお話をされるわけですけれども、その核になる診療所は一般診療所とどう違うのか、それをやはり明確にしたいと思うんです。したがって、利用割合については極めて大切な要素になりますので、教えていただきたいかなと思います。 枝葉の部分ではまだありますけれども、大きくその3点についてご答弁をいただきたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) ご質問に対しまして、順次お答えをしてまいりたいと思います。 まず、1点目、今回指定管理の提案をさせていただきまして、その3点の理由ではなく、期待できるとあるが、これまでの総括抜きでよいかという点でございます。 六花の指定管理につきましては、この施設に限らず、毎年度モニタリングという形を取らせていただいておりまして、過去1年間の指定管理の成果と、それから課題について明らかにさせていただいて、公表させていただいているところでございます。 こうした積み重ねの上で、これまでの課題、あるいは成果というものがございますので、毎年、毎年、総括といいますか、評価はしているところでございます。 では、その総括をどうしたのかという点でございますが、今回の指定管理の募集に当たりましては、次期10年に向けた六花のビジョンという形で7項目をご提示しております。この7項目を一つの総括の場として、次期指定管理を選考させていただいたところでございます。 それから、これまでの六花における指定管理の評点についてでございます。これまではご存じのとおり、特命指定ということで、1者を特命して評価をして、指定してまいりました。細かな評価点手元にはございませんが、いずれも標準点を超えた形で選定をさせていただいております。 それから、今回の評価の中で、これまでの指定管理における総合的な評価、こういったものも加えるべきではないかという点でございます。 これは新しく応募された方と、それから既に今受けている指定管理者と比較したときに、全く同じ基準で行いませんと評価にはなりませんので、その点を評価点として加えるということは難しいのではないかと思います。 一方で、これまでの成果というのは、やはり実績として、あるいは課題として残りますから、今後に向けたその指定管理者のこの評価点の一つとして、安定した運営が期待できるかという点で評価項目の中におのずと反映されてくるのではないかというふうに思います。 それと、最後にいただきました診療所における診療者数の町内の割合でございます。他の医療機関全ての診療人数、私ども把握できておりませんので、割合については存じ上げていないところでございます。ただ、今、手元にある令和2年度の診療状況を見ますと、総合診療で1万5,591、整形外科で375、小児科3,197というふうになっておりますので、やはり相当数の方がこの六花をご利用いただいているというふうに理解をいたしております。 ○議長(田島正徳君) 西村茂久議員。 ◆6番(西村茂久君) 西村です。 毎年モニタリングをされて、成果と課題について評価をしているということでございますけれども、これは、このモニタリングの結果については、公表されているんでしょうか。私はちょっと見ていないんで、何とも言えないんですが、どういう状況になっているのか、教えていただきたいと思います。 それから、2点の関係で、今回7項目を六花に関しては追加といいますか、7項目のものを示しているということですが、これ、水準書のどこに当たるんですかね。どういう内容なのか、ちょっと教えてください、7項目というもの。 3点目ですが、一般の診療所の利用者数というのは把握されていないということですが、今、話しされたのは六花の数字ですよね、恐らく。例えば、いろんな診療所が町内にありますけれども、あそこに来られる方、車もあれば徒歩もあるので、車で全部来られたら、数はどの程度出ているかというのは分かるんですけれども、徒歩の分が入っていますから、我々には全然分からないんで、ただ、あれは本来県に対して公表しているんですか、じゃないですかね。 だから、把握しようと思えば、把握できると。六花は頑張っていますよという前段での答弁もありましたけれども、私はそうは思っていないんですよ。六花は六花としてあるべきことをしっかりやってほしかった。ましてや18年という期間の中で、この宮代町のこともよく承知できていたはずですよね。そういう意味では、ちょっと前段での答弁されたことについては、ちょっと違和感を感じますけれども、最初の2つのことについて教えてください。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) では、お答えをいたします。 まず、モニタリングです。こちらは、町の指定管理の指針にのっとりまして行っていることでございまして、全施設毎年度行っております。その結果については、ホームページ、あるいは広報等でご案内をさせていただいております。 参考までに評価項目なんですが、施設の管理運営、それから、利用者の公平確保、職員の配置・研修、それから施設の維持管理業務、それから施設の修繕・備品管理、安全危機管理、個人情報の管理、利用者ニーズの把握・反映、自主事業の実施、経費節減、環境への配慮、利用者への情報提供、会計管理となっておりまして、こういったものを総括、要約したものが各指定管理における評価項目として、用意されておりまして、これに基づいて、選考委員の方にご評価をいただいているところでございます。 続いて、先ほどお話ししましたビジョンでございますが、募集要項の中にお示しをさせていただいております。 ビジョンの内容7項目は、まず、1点目として、小児科の標榜と小児科医の確保、それから、2点目として有床診療所としての機能強化及び病診連携の促進、それから3点目として、高齢化に伴う介護需要への対応、4点目として、がん検診、予防接種、その他健診等の個別化への協力、5点目として、指定管理者による医療機器の更新、それから6点目、運営交付金の見直し、7点目、宮代保育園における、病児、病後児保育事業への協力でございます。こういったもののうち、具体的な点が必要なものは水準書の中に記載をさせていただいております。 こうしたビジョンというのは、これまでの経営、あるいは今後の医療介護環境を見据えた中で、町としてこうありたい、こうあるべきだということを項目化させていただいておりますので、ビジョンではありますが、ある意味、これまでの総括として、載せさせていただいた今後の経営の考え方というふうにご理解をいただければと思っております。 それと、先ほどの診療数の関係でございます。あるべき姿なのかというところもございますが、公設宮代福祉医療センターとして、今ある医療資源の中で可能な範囲で、町民の方にお応えをしていくというのが、この六花としての姿というふうに思っております。 先ほど来お話がありますように、これまでも、そして、これからも住民の皆様からお寄せいただく意見については、真摯に受け止めまして、これまで以上にそこに沿うような形で経営をしていけるよう、町としても働きかけていきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 西村茂久議員。 ◆6番(西村茂久君) 西村です。 この六花については、榊原町長の時代に設立されたものです。当時、病院の関係の話もあって、うまくいかないということで、大変ご苦労をされたというふうに見ております。 榊原元町長がこの今の六花の状況をどういうふうに見られているのか、大変関心があるんですけれども、それはともかくとして、設立時の思いというのが、今日の六花の指定管理者を継続して行っている地域医療振興協会がどう受け止めているのか、非常に疑問に思っているわけですけれども、これについては特に質問じゃないんで、あれですけれども、現在は、新井町長の時代ですけれども、この10年にしたことによって、とんでもない失敗を起こす可能性もなきにしもあらずです。そのことを大変心配しております。 課長はかなりご答弁で理路整然とされているようですけれども、現実とのギャップというのは、これはもう少なからずの町民が感じていることであると思います。現町長は、町民に寄り添いという、町民の願いをやはりかなえるために、六花をどういうふうに育てていくのか、最後にお聞きして終わりになります。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 やはり六花公設宮代という言葉があるとおり、町民にとっては大事な施設でございます。町民の方々が日々安心して生活できるように、いざというときには、「六花があるから大丈夫」というふうなぐらいのかかりつけ医としての地域医療としての役割をきちっと果たしていただけるようになってほしいというふうに私も思っています。 10年間という長い期間を今後契約していくわけですけれども、そういうふうに10年間の長いスパンでの雇用確保、いろいろ出ていますけれども、施設整備関係もちゃんと確保したことで、六花の職員の方々にも安心して宮代町に根づいていただけるということになろうかと思っておりますので、きちんと町民に信頼される六花としていきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ここで休憩いたします。 △休憩 午前11時06分 △再開 午前11時20分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 ほかに質疑はありませんか。 小河原議員。 ◆7番(小河原正君) 7番の小河原です。 前段者がいろいろ事細かく質問しておりますので、私は単純な質問を何点かしたいと思います。 この公設宮代福祉医療センターの内容です。 いろいろ説明も聞いておりましたけれども、特に私が心配するのは10年間、もう一つはこの新型コロナの問題の対応、これが町民に方に対して本当に不信を持っています。どういう説明をしようが理解してもらえません。役所の皆さんはいろいろ説明して納得するかもしれないけれども、町民の方は同じようなことを言っても絶対納得しておりません。そのことをまず冒頭に申し上げておきます。 最後は、この10年間の新しい内容が決まったのは、最後何だかんだ言っても町長が判こを押しているわけだからね。幾ら職員がどうのこうの言ってもそんなことよりも最高責任者が判こを押しているわけ。責任はやっぱり町長なんです。そのことをまず忘れないでもらいたい。 それで、この質問に特に入るわけですけれども、この評価点、2者載っておりますけれども、業者、団体A、公益社団法人、この比べると、どれ一つ取っても団体Aは公益社団法人よりも下がっている。1人ぐらいは最低でも同じぐらいの点数出るかなと思ったら、全部下。8人の方、全部、一人も点数がみんな差がある。中には同点ぐらいのもあっていいなと思ったわけです。相当優秀な人が点数つけたから差があるんでしょうけれども、こういう点数のつけ方というのは信用されないと思いますよ。中には1つぐらい同点ぐらいあったっていいと思いますよ。相当優秀な人が点数かけているんでしょうから。 これを見ると、何か話し合って点数つけているんじゃないかと思われてもしようがない。それ以上言うと、また愚痴になるから言いませんけれども、相当研究してつけたんでしょうけれども、それも20点からの差がある、平均で。相当差がある内容なんだね。そういうことは私は普通考えられないよね。 団体Aのほうだって何とか場合によっては、指定管理者になりたいと思う気持ちはあったはずですから、そういうことを考えれば、こんな悪い点数を取るような業者を頼むということがそもそもどうしてだろうなと、あんまり言うとまた問題になるから言いませんけれども、どうしてだろうと、だったらもうちょっと時間かけても、1年間も指定管理延ばしたんだから。もう何者か見つけて、一緒に評価をすべきだったと思いますよ。 それで、私がもう一つ聞きたいのは、先ほどの説明を聞いていると、新しい提案があると、今後は安定した運営ができますと、改善も図ってもらえるようですと。大体そういう言葉は、新しい提案ができてから言うべきなんですよ。提案ができそうだとか、安定した運営ができそうだとか、これは大体今までのように宮代町の指定管理のいつもどこの指定管理でも同じ説明、新しい提案ができそうだというのが大体いつも入っているんです。 それで、この議会を乗り切ろうとしても、先ほど申し上げましたけれども、町の人がどんな理由説明しても納得していませんから、最後は町長が判こを押しているんだから。町長がもうちょっと町の人たちに理解できる説明をすべきである。 それで、この今後、今までもお願いをしますとか、いろんな問題があると。本来だったら、実施をしてもらいたいというのが言葉なんですよ。お願いをしますと、宮代町が設立した医療センターにお願いをしますとか、そういう甘い考えだから、今度の10年間とか、新型コロナの問題が町の人が納得できないわけです。実施してもらうとはっきり言うんですよ。そういう言葉聞いたことない。お願いをしますとかと、そういう立場に、そういう方法を取っていったら、相手は、ああ、分かりましたと。お願いします、はい、お願いされます、それで済むんですよ。やってもらうと言うんですよ、何かあたったら。 これから新型コロナの問題以外でいろいろな、どういう状況が出てくるか分からない世の中だから。そういうときに10年間も延ばして、お願いをします、そんな甘い言葉で運営していたら、それは違う業者を頼むべきです。そうなります。 ですから、10年間絶対私は反対すべきだと思います。もう、そんな長い期間指定管理をしていたら、相手がいい方法を取るだなんて、絶対私は思わない。今までも18年間やってきて、納得しない態度取ったんだから。特に、新型コロナの問題については。 愚痴だと質問じゃないようだから、最後、締めくくった質問をしますけれども、お願いをしますとか、どうなんですか、やってもらうということを今後、そういう態度でいくのかどうか、最後は、町長が判こを押しているわけ。押していないというなら、押していないと言ってください。そしたら、押して、誰が決めたんだか聞きますから、押してないなら。 ですから2つ。1つは、最後は町長がこの内容で判こを押している。今までお願いしますとはどういうことだと。やってもらうということはなぜなかったかと、その2つだけ聞いておきます。 これは、職員の人に聞くのは失礼だよね。町長が判こ押したか押さないか、町長が一番知っている。そこで、とぼけるだったら、とぼけても結構ですよ。とぼけるんなら。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 まず、判こというか、印鑑押したかどうかという質問でございますが、これは指定管理者制度というのは、あくまでも議決権でございますので、宮代町の議会の皆様にお諮りをするということでございますので、そういう意味では、10年間でいくぞ、これでいくそ、契約するぞという判こはまだ押してございません。 以上でございます。 それと、ごめんなさい、もう一つ、これからの六花との交渉事でございますけれども、町民のニーズ、町民の方の思いに応えていただけるように、しっかりと調整をしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 小河原正議員。 ◆7番(小河原正君) 分かりました。 まだ、1点目の質問で判こを押していないと、皆さんの対応だと、そういうんだったら、今日提案は取り下げたほうがいいと思います。時間をくれて、十分な時間を取って、こういう大事なことだから、再提案してもらいたいぐらいです、判こ押してないんだから。議会に責任をつくるようなことじゃなく、責任を持って私はこれで提案をしたいんだという、判こ押しているわけだから。 それだったら、提案を取り下げたほうがいいですよ、これ。そういう態度取るんなら。議会の責任だと、通ったら、議員の皆さんが悪いんだよと言っているわけだ。それでいいのかどうか、私は疑問を思う。 やっぱりこういう大事な町民の方が納得していないものも多いんだから、もう少し、じゃ、時間をくださいと再提案をしたらいいじゃないか。 それだけ言っておきます。 ○議長(田島正徳君) 暫時休憩します。 △休憩 午前11時33分 △再開 午前11時34分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 先ほどの答弁申し訳ございません。ちょっと誤解といいますか、大変失礼しました。 指定管理者制度ですので、議員の皆様方にご判断をいただく、ご審議をいただくということですので、議会に提案するという流れの中では、私はきちんと報告を受けて、決裁をしております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 小河原正議員。 ◆7番(小河原正君) やっぱり決裁をしているということだね。 先ほどは、私は言葉じゃ判こと言ったけれども、それは決裁になるんですよ。それを、初め、やっていないという、どうも私は納得できないな。 提案した課長はかわいそうだよね。決裁していないやつを、一番初めの答弁では提案しているんだから。 それは幾ら大事な場所で、こういう大事なことを間違った答弁しちゃまずいですよ、町長、これは。それはもう一回再提案してもらいたいぐらいですよ、日にちを改めてね。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 議席番号3番、丸山妙子でございます。 3点質問いたします。 1点目は、私もこの10年間の指定ということには、大変ちょっと大丈夫かなというところを思っております。 そこで、答弁の中で、10年ということで、雇用も確保されるようなことをおっしゃっていました。今まで、六花はやはり求人広告もよく出しておりましたし、なかなか人数がそろっていない、現在もそろっていないと思います。そのような中で、今までの人数がそろわなかったのは5年契約だったということも大きな理由ということなのか、お聞きいたします。 2点目は、選定委員でございます。 選定委員の委員構成の町職員3名、識見者2名。施設利用の代表者1名、公募の市民2名とございますが、この施設利用の代表者1名というのは、前段議員からも出ていましたけれども、かかりつけ医として通っているとか、デイケアで通っているとか、どのような方を選んだのか。あと、識見者2名についても、どのような理由で選んだのか、お聞きいたします。 3点目は、先ほど答弁にもございました、インフルエンザで3,000人が、六花にインフルエンザのでいらしたということなんですが、このインフルエンザのとき、問題がございましたね。寒い中、外で高齢者がみんな2時間待ってもなかなか、インフルエンザを打つための問診票を頂くのに大変かかったということで、その後、改善もされて、ネットで町外からの方が非常にたくさん接種されたということを聞きました。この3,000人というのが、どの程度町民の方がいらしたか、お分かりになっていると思いますので、お答え願います。 以上、3点です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 まず、スタッフの募集の件です。これは、指定管理の期間がイコール今募集をしている理由と、必ずしもイコールとは捉えておりません。やはり、出産になった方もいるというふうに聞いておりますし、いろんな事情があっての募集だというふうに理解をしております。 それと、最後、インフルエンザの町内外の内訳ですが、こちらのほうで今集計した資料ございませんので、お答えすることができません。ご容赦ください。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、指定管理の選考委員会の委員についてのご質問ですので、お答え申し上げます。 施設利用者の代表については、六花の運営懇話会の代表の方にお願いをいたしました。識見者については、春日部市にあります共栄大学の経営学部の先生、これは経営的なところを見ていただくということでお願いしてございます。もう一人は、幸手保健所の所長さんにお願いをしていると。専門分野ですので、お願いをしたというところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山妙子でございます。 再質問させていただきます。 雇用に関しては、それだけじゃないとは思いますけれども、この10年というのは、昨年度、前段議員からも出ておりましたが、コロナ禍で六花の利用者、患者さんが減ったとか、そういう大きな問題もあったら、今の流れで10年ということが出てきたと思うんですけれども、例えば、1年遅れたので、もう少し期間を短くして、経営が立ち直る、コロナ禍が少し収まったら、立ち直ったら、その後、もう少し10年にするとか、ちょっと短くしてみようとかという考えはなかったのか、再度お聞きいたします。 あと、インフルエンザに関して、これ、ちょっと私も町民に相談されまして、お電話したりしたんですけれども、このときの保健センターと六花のほうの連携というのが、私はちょっとうまく取れていないのかなと実は思ったんですね。 この制定理由の基準となる考え方の中に、町民の声が反映される管理が行われること、宮代町のまちづくりの考え方に適合していることという項目がございます。 それで、この宮代町のまちづくりの考え方に適合していることというのが、町とこの六花、指定管理者のほうの考え方が一致しているのかなというところが、ちょっと考えるところでございます。 全員協議会でも、昨年度の説明していただいて、しっかりと地域医療振興協会やっていただいているとは思うんですが、町が考えているまちづくりと、地域医療振興協会が考えている病院運営がちょっと温度差がすごくある、ちょっとじゃないですね、かなりあるように捉えられているんですけれども、そのあたりどうでしょうか。 インフルエンザなんですけれども、やはり連携が取れていないというのは、問診に関してそうなんですが、やはりもうちょっとスムーズにやるというところができなかったのかと思いまして、この連携とかが。保健センターにちょっとご相談したけれどもどうなりましたかと問合せをしたときに、もう申込みの電話が多くて、電話がつながらないので、聞けないとおっしゃたんですね、お話が。何であんな近い距離で、皆さん、町民の方が困っているのに、何でできないんだということを、私はそのとき深く感じたんですね。 そのようなことで、やはり先ほど申しました宮代町のまちづくりの考え方と、あと、町民の声、みんなは本当にかかりつけ医になってほしい、18年たって、本当はもっともう町の中心になっていなきゃならない場所だと思うんですね。18年前は私も六花に行っていました。それで、周りも結構たくさん行っていたんですけれども、皆さんやめてしまったんですね。そのあたり、大きな原因があると思うんですけれども、よろしくお願いします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 まず、1点目、少しコロナ禍であるので、見極めてから、指定管理の更新をという点についてでございます。 昨年度、延長させていただいたのは、コロナ禍で確かに診療の数が大分減ったりとか、変わってきたので、収支的にも少し難しい状況が見えてきたというのが1点と、その先がなかなか見えにくかったという、この2点を理由として延長させていただいたかと思います。 その中で、確かに現在も幾つか大きな波が来て感染は増えておりますが、医療機関も含めて、それぞれどのような付き合い方、経営をしていく必要なのかということ、ある程度見えてきたというふうに理解をしておりますので、今回、指定管理の更新に踏み切らせていただいております。 それと、いま一つ公設宮代福祉医療センター、それから宮代町の在り方というふうに受け止めをいたしました。感覚的な部分ではなかなかお答えしようがないんですが、今、ここでお約束できるのは、私ども健康介護課でございます。皆様の健康とそれから、介護というと言葉そのままですが、この高齢化に対するそういった需要をどのようにケアしていくかということを使命、ミッションとしてお預かりしているというふうに理解しております。 その中での指定管理ですから、次期管理者候補者には、町のパートナーとして、きちんと町の姿をお伝えし、どんなことをしてほしいか、どんなことをすべきかというのは、住民の方の声もきちんと、我々もきちんと把握をしてお伝えし、パートナーとして、これからの10年乗り切っていきたいというふうに考えております。ぜひお力添えをよろしくお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山でございます。 収支が見えなかったところが、収支が、先が見えてきたということで、10年ということでは理解しますが、やはり、私たちが町民が期待して開いた六花と、今の六花、18年たってあまりにも変わってしまったかかりつけ医、みんなのかかりつけ医にならなかったというところはすごく大きいと思います。 そして、これから町の考え方伝えていくということなんですが、確かに先ほど申しましたように、地域医療振興協会は、ご説明から聞くと病院機能としてやっているとは思いますが、町の機能としては、本当にちょっと不思議なところございます。やはりちょっとどうかなというところはあります。 それで、選考委員の、先ほどちょっと再質で質問するの忘れてしまったんですが、懇話会の代表者っていいとして、あとは大学の先生なんでが、やはりこういう人選になるのか、もう少し病院に対してやっぱりきちっと通っている人、本当に足を運んでいる人、そういう中で決めていくことも大事かなと思いますが、やはり経営の面で、春日部共栄大学の経営学部の先生、あとは幸手保健所ということなんですが、やはりこれからもこういう構成というのは変わらないんでしょうか、お聞きします。 ○議長(田島正徳君) 答弁求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 公設宮代福祉医療センターはご案内のとおり、医療だけでなくて、介護も含めて、幅広く多くの方、先ほど申しましたが、万単位で多くの方とお付き合いをさせていただいております。 もちろん最初から言うと叱られてしまいますが、全ての声を全て100%取り入れることは、これは無理でございますが、できないにはできないなりの理由ですとか、状況というのもあるでしょうし、何よりも町民の皆様がご納得されるような立ち居振る舞いが求められるんだと思っております。 今回指定管理の募集の中で、どういった施設かという理念というのは、私どもお示ししていますし、そこは提案事業者共有しておると思います。 その上でどんな立ち居振る舞いをするかというのは、やはり、これ、日々のコミュニケーション、お付き合いだと思いますから、先ほどのご質問でご指摘もありましたが、より密接に手を携えていきたいと思っております。ご指導ありがとうございます。 ○議長(田島正徳君) 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、選考委員の関係でご質問をいただいております。 選考に当たっては、町のほうで指定管理の手続に関する条例の施行規則の中で、選考委員の構成を定めております。 その中に、経営に関する専門的な知識を有する者、または、その設置分野に関する専門的な見識をということで、これは先ほど申し上げました経営学部の先生、経営も見なければいけませんので、経営的な観点で見ていただくというところ、それと、今回については幸手保健所のほうに専門分野ということでお願いしております。 それと、もう一つ、規則上では施設利用者の代表、または公募による市民ということで、先ほど申しました運営懇話会の代表の方にお願いして、公募市民の方もお二人入っていただいております。 それぞれ、細かくどういう形でということはともかくとして、町民としてこちらのほうに診療に来たりとか、家族の関係でとか、それぞれ、六花に関わりのある方ですので、町民の声という形で意見をいただいたというふうに認識しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 山下秋夫議員。 ◆1番(山下秋夫君) 1番の山下秋夫です。 幾つか質問させていただきます。 1つは、昨年度1年間延長ということになりました。理由としては、新型コロナの感染拡大に従って、収支見込みが分からなくなった、そういうこと理由になっております。 しかし、今回指定候補者選定評価表を見ますと、公設宮代医療センターの運営健全化交付金について4年目以降は交付金によらず、利用料金等による運営ができる、こういうことを述べているんですよね。たった1年で、今後の4年間が読めるのかどうか、その辺のところをもう一つお願いしたいと思います。 交付金ということは、そのほかの補助金というのも、そういうのも含めて六花は独立採算制ということになると思いますけれども、そういうことが本当にできるのかどうか。公設ですから、これは町の財政も含めてやるんだと思いますけれども、このように交付金を出さずに本当に運営ができるという自信があるんでしょうか。 それ1つと、それと、この先ほどインフルエンザの集計はしていないということ言いました。ということは、今までこの公設の病院にかかった、六花にかかった患者さん、そういう方も全部宮代町に住んでいるのか、他の市町村に住んでいるのか、そういう集計もしていないということなんでしょうか。その辺のところ、詳しくお願いしたいなと思っております。 それと、公設宮代福祉医療センター六花の目指す姿、ビジョンということで言われていますけれども、先ほどやるようなこと言っていました。この新型コロナウイルス診療を点検するんだということを言っていましたけれども、本当に、これ、やれる自信がるのかどうか、構造上の問題でできないということを一旦言いましたよね。構造上でできないものは、その施設の中ではできないということでしょう。何で、そういうことができるようになるのか、急に。私には一般質問に対しては、構造上でということで、できないということ言ったんですよ、病院の構造上で。アーチ形になっているから、ちょっと難しいんだということで。その辺のところおっしゃってください。 その3点お願いします。 ○議長(田島正徳君) 答弁求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 3点お答えをしたいと思います。 まず、健全交付金でございますが、水準書の13ページだったと思いますが、今回お示しをさせていただいておりまして、1年目から即ゼロにするということではなくて、段階的に削減をさせていただいて、4年目から健全交付金をゼロにするという点をお示しをさせていただいております。自信のほどは、提案事業者しか分かりせんが、その上で提案をいただいております。 それから、インフルエンザとそれから診療関係の集計です。診療ですから、当然どなたが受けたということは、これは把握できておりますので、データとしての蓄積はあるんだというふうに理解しております。 ただ、インフルエンザも診療もまた、ほかの、例えがいいかどうか分かりませんが、プールを含めた公共施設もそうだと思うんですが、それによって町民の方が不利益を被ったり、使えなくなるんであれば、これは問題だと思いますが、広域で幅広くいろんな方にご利用いただくというのは、経営としては一つあり得るのかなというふうには考えております。 最後、コロナ対応の関係でございます。 新型コロナの診療をどこまでやるかという点は、今この場でお答えをすることはできないわけでございますが、あの施設の中で、どうぞ、どなたでも来てくださいというような診療形態というのはやはり難しいというふうに考えております。というのは、その施設の中にほかの高齢の方ですとかいらっしゃるわけですから、そちらの機能を損なう可能性がありますので、そこで100%というのは難しいと思います。 ただ、他の自治体、あるいは現在も県が行っているように、少し離れた場所で、例えば発熱の方の検査をするとか、これはある程度の資源をそろえればでき得るということも考えられますので、そういった点は今後検討していきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 山下秋夫議員。 ◆1番(山下秋夫君) 山下です。 最初に、ゼロにするこの交付金ですか、段階的にやっていくんだ、これ、様子を見ているということですよね、実際には。やれるかやれないか分からないから、段階的にやる。私はそういうふうに受け止めたんですけれども。 ということは、また、これがやらないとどうなるか分からない、その場所、場所に。前の前段の人も言いましたけれども、そういう段階的にやるのに10年の契約をしてしまう。ちょっとおかしいんじゃないですか。私はおかしいなと思うんですけれども、段階的にやるんだったら、様子を見るということが普通でしょう。 私は10年にするというのは、ちょっと、雇用の問題もあるかもしれませんけれども、これ、町民の医療機関ですよ。町民が利用して、健康と命を守る場所でしょう。それを段階的に見て、大丈夫だ、じゃ、やりましょうと、そういうふうに段階的にやるんだったら、やはり10年というのは長いんじゃないですか、最初からやるというのは。最初の提案がそのものが1年だったんですから。段階的にやるんだったら、1年、1年交代すればいいじゃないですか、私はそう思います。 それと、集計が取れないと、インフルエンザでも全体的には集計はあるんだ、データはあるんだと思うけれども、何がそれだけは言えないんですか。集計あるんだったら、本当はすぐに問い合わせてもらえばいいじゃないですか、町民が何ぼ。別に命の問題ですから、町外の人が何人いて、町内の人が何人だと、利用者はそれだと、どこの人だって、命を守るということは大事なことですから。 だけれども、町内で、町でやっている医療機関です。町民の人に信頼されてこそ医療機関だと思います。私はそう思いますので、だから、データということで、今、言ったんですよ。どれだけ町民の方に信頼されているのか。客観的な、科学的な根拠として、一つの、私はそう思っているんです。 それと、コロナ対応ですけれども、ということは、あそこの病院の中では、やはりやらないということですね。確かに病院の中でやらなくてもいいんですよ。ここの六花の先生方、看護師さんたちが外に出ていって、それで診療するという方法もありますよ、それは確かに。 そういうことをやるというんならば、一つの成長かなと思います、私も。ただ、これはやるかやらないかというのはまだ決めていないことでしょう、はっきり言って。理想を言っているだけでしょう。私はきちんとやるんだったらやる、はっきりと言うべきじゃないかなと思いますよ、その辺のところは。もう一度、その辺のところお願いします。 ○議長(田島正徳君) 答弁求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 まず、1点目の段階的な交付金の件でございます。 スタートの時点で全てを決めてしまえば、それはそれでよろしいんでしょうけれども、実際には、医療、介護の現場というのも生き物ですし、今後、いろんな要素で変わっていくことも考えられます。入り口では、大きな方針、考え方を共有しておいて、これに合わせて10年間の中で、その経営をどうするべきかというのは、お互い共有していくべきかと思っております。 先ほど申し上げましたが、あくまで指定管理です。町の施設でございますので、これをどう経営するかというのは、町としても多分に責任がございますので、それについては、私ども健康介護課、きちんと務め上げていきたいというふうに思っております。 続いて、利用者の関係です。どういった形で公表するかということは、ちょっと今お答えできませんが、どんな方がどういうふうに利用されているかというのは、やはり先ほどの話につながりますが、経営考える上でも、それから町民の皆様にいろんな説明をする上でも必要なことでございますので、今後の課題として取り組んでいきたいというふうに思います。 それと、3点目、コロナ対策でございます。 建物としては非常に立派な建物でございますので、町民の皆様の期待が募るのも、これは無理からぬ話かと思っております。私どもとしても町民の皆様に安心していただけるように、あの施設がそういったその場になるように努めていきたいという考えは変わりません。 もちろん今この場でこうしますと申し上げるのは一番よいのですが、ご存じのとおり、新型コロナについては、変異株の問題、あるいはワクチンの問題、日々変わっております。変わっている中で、やはり取り組んでいくためには、指定管理者と話合い、意見交換をしながら、どうしたら町民の方にご安心いただけるのか、ご理解いただけるのか、これはもうずっとテーマとして持ち合わせていくべきなのかなと思っております。 ちょっとまとまりませんが、ご理解いただけるような取組を命じていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 山下秋夫議員。 ◆1番(山下秋夫君) 山下秋夫です。 段階的にゼロにするということでは言っているんですけれども、非常にこの段階的に、選定評価表では4ということで、非常によいということで言っているんですよね。しかし、実際には、この1年前のあれだと、どうなるか分からないと言っているわけでしょう。 過去にどのぐらいの交付金を出したのか分かりませんけれども、何年ぐらい出したのか。今後4年間で、これ、段階的に見ていくんだと。 冒頭言っていることがちょっと違うんじゃないかなと感じはしますよ、私は。その辺のところで、10年間というのは長いと私は感じているんですよ、段階的に見るんだったら。過去のことも精査しながら見ていくというべきだと思っておりますよ。何年とは申しません、私は。しかし、10年というは長いですよ、幾ら何でも。 じゃ、今後10年間の間のまた新たな感染症が出たらどうするのか、新型コロナがもっと変容したらどうするのか、そういうことも出てくるわけでしょう。そうしたら、今後は目標は達成できませんよ。町の財政を投入しなければ、これは運営はできなくなりますよ。 やはり、その辺の点では、10年というのは、私は長過ぎるし、破棄するべきだと思っております。 今までどおりに3年から5年、その中で様子を見ていくというのが必要じゃないのかなと思っております、段階的に見るというのであればですよ。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 指定管理期間についてお答えをしたいと思います。 これまで5年で更新してきたところが10年というと倍ですから、長いという印象を与えてしまうというのは無理からぬことかなとは思います。 ただ、原点に立ち返りますと、この施設は公設宮代福祉医療センターでございます。つまり、町の診療所であり、老健なわけでございます。という点は、施設としては、これはもう末永く続く施設でございますので、今後、どんな、いろんな外的環境が変わるか分かりませんが、そこは町として、きちんと責任を持って対応していくんだというふうに思っております。その中で、向こう10年間、そこを力添えいただきますといいますか、一緒に仕事するパートナーを今回選考対象として提案をさせていただいております。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) これをもって質疑を終了いたします。 ここで休憩いたします。 △休憩 午後0時06分 △再開 午後1時11分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 私は、日本共産党議員団を代表して、議案第44号 指定管理者の指定について、反対の立場から討論を行います。 公設宮代福祉医療センターの六花の開設は、2003年、平成15年10月からですから、ちょうど来月で18年たつわけでございます。 ご承知のとおり、公設宮代福祉医療センター六花は、福祉医療センターの5つの機能、1つは診療所、2つは介護老人保健施設、3つ目が通所リハビリテーション、4つ目が訪問介護ステーション、5つ目が在宅介護支援センターとみやしろ保育園、特に病後児保育、この機能を合わせた6つの機能が一体となって、地域住民の人たちにサービスを提供していく、そういう理念のもとで設置されました。 今回、この指定管理の指定について反対する理由でございますが、第1点は指定期間、令和4年4月1日から令和14年3月31日まで、10年間としたことでございます。 この件につきましては、昨年12月議会で突如1年間の指定管理として延長してほしいという議案がございました。その理由は、大ざっぱに言いますと、昨年のことですが、前年比同時期と比較して、昨年4月の状況で、前年比で約690万円の減となっていること、また将来見通しというのが、非常に見通せない厳しい状況にある、これが理由でございました。 ところが1年もたたないうちに、今回、この10年間にする理由についても、小児科については前向きな答弁がございましたが、あとについては人手が多くしていく必要がある、10年間の経営の改善に期待をしたいと、こういった答弁でございました。これらについては、はっきりとした見通しがたっているんでしょうか。質疑の中でも言いましたように、コロナ禍、新型コロナ感染症、1つを取っても町民の応えたものとなっておりません。 この点につきましても、新型コロナウイルスに関係する診察、検査について実施できないか、これに対して、この指定管理者に指定する相手方、公益社団法人 地域医療振興協会、この方針だと思いますけれども、今後、六花のほうでそういった対応が可能となった場合は速やかに周知を図ってまいるということで、町民の皆さんの安心を少しでも得ようということで対応してまいりたいと、こういうふうに答えているんです。 今日も、先ほどの答弁でご理解のいただけるような取組にしていきたい、答弁は耳障りの非常にいいような答弁をしているんですが、実際はこの間、どうなんですか。全然、町民の要求、要望に応えてきていないのが実態でございます。 また、指定管理者候補者の選定理由でございますが、繰り返しませんが3つ町として述べられております。前段のほかの議員からも指摘があったように、3つとも期待できる、こういうふうな理由でございます。しかし、これまでやはりやってきたことはどうなんでしょうか。 私は、公設宮代福祉医療センター六花の目指す姿、ビジョンというのも書かれておりますけれども、宮代町のこれまでの六花は夜間診療もない、休日祝日の診療もない、ましてや救急なんかとても対応ができない、そういう状況で、私は少なくとも、公設の施設でございます。管理運営を公益社団法人 地域医療振興協会にやっていただいているだけなんですよ。 だとすれば、宮代町のこの公設宮代福祉医療センター六花の果たす役割というのは何でしょうか。少なくとも町民のこうした要求に応えていく、しかも逆に公設施設ですから、宮代町の施設ですから、町が連携を図るのはもちろんのこと、町がリードして町民のこうした要求、要望に応えていく、これこそ住民へのサービスを提供する、そういうのに値するのではないでしょうか。 この間の状況あるいは、この18年間を見ても指定管理としては10年ぐらいですが、そういった点ではあまり改善が見られない。そういった点で、なぜ万が一ということもあります。その対応もあるかと思いますが、だとすればこんなに10年間も必要ないというふうに思うわけでございます。 こうした点を指摘しまして、本案に反対をしたいと思います。 私はかかりつけ医とかも言っておりましたが、やはり、町民の皆さんが安心してかかれる医療施設、これは皆さんからそういう評価をいただければ必ず患者としても多くなるし、経営面でも非常に改善はできると思います。そういった点も加味して、そういった福祉医療センターを目指していただきたい、そのことも要望して反対といたします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 角野由紀子議員。 ◆9番(角野由紀子君) 議席番号9番、角野でございます。 議案第44号 指定管理者の指定について賛成の立場で討論します。 今回の公設宮代福祉医療センターの指定管理に当たっては、選定方法、指定期間について変更がありました。ここに至る経緯として、公設宮代福祉医療センターは平成15年管理委託制度、平成18年から指定管理者制度になりましたが、開設以来、施設及び医療機器の経年劣化により修繕、機器の更新等多額の費用を要していること。また、医療介護の環境や人口構造も当時と違い、大きく変化している中、町はセンターの役割にも変化が生じてきているということから、平成30年度から令和元年にかけて医療介護環境調査を行ったということがあります。 このような経緯から指定管理においては、福祉医療センターの自立促進、あわせて町財政的負担の軽減を図ることにあります。 町の改善に向けての姿勢に取り組む姿勢について、評価すべきものといたします。 宮代町公の施設に係る指定管理の指定手続等に関する条例、第2条公募とするということで、基本的に指定管理は公募でございます。今回、それに切り替えました。 もともと六花につきましては、建設に当たって町が地域医療振興協会を誘致したという経緯を踏まえたことや、地域の医療と福祉を担う安定した組織力というものを総合的に勘案して、ずっと特命指定できました。その中で、このように公募に切り替えたということで、そして、選定委員会で適正に選定された結果が地域医療振興協会という選定になりました。これは適正にされていると判断いたします。 また、もう一つの指定期間についてでございます。令和元年5月の総務省の報道資料によりますと、公の施設の指定管理者制度の導入状況等に関する調査結果の公表の中で、指定期間は長期化の傾向があるということで、前回の指定期間よりも長い施設が約2割に上っているという発表がありました。指定管理者が100%といたしますと、5年を超える指定管理というのが6.5%にも及んでいます。 そもそも今回、公設宮代福祉医療センター六花の目指すビジョンというのは、開設当時と違って随分現実的な7項目になったなという印象がございます。この7つのビジョン、これを目指す姿ということで、これをやっていくということに関しては、とても10年でできるかどうか、10年は必要だ、必須だというのが偽らざる思いです。運営交付金によらない経営計画、また高齢化に伴う看護需要の対応、訪問看護、訪問リハ等、在宅看護サービスの充実、様々7項目ございますが、しっかりとこれができることが期待できるという新しい10年に向けてのビジョンです。これについて、10年は必要というふうに判断いたしました。 公設宮代福祉医療センター設置及び管理に関する条例のとおり、しっかりと町が目指す、また町民が目指す地域の福祉医療として存分に発揮できるように、この10年を期待いたしたいと思います。 それから、これまで特命指名ということで、これまで安住というか、町イコール町民とその地域医療振興協会とのコミュニケーションといいますか、お互いの要望事項、それに対する丁寧な説明、そういうものもしっかりと私たちに公表して、そして納得のいく形で町民にお知らせすることも必要と思います。 もともと、この福祉医療センターということで、老健施設も入ったり、またリハビリも入ったり、様々、病後児保育も入ったり、様々になっていただいておりますので、これを思う存分発揮できるように、経営のほうではしっかりと、町のほうでは運営交付金をこれから基金として令和7年度からためられるような形ということで、施設の存続ができるようにしっかりと整えていただきたいと思っております。 以上、申し上げまして、指定管理者制度、地域医療振興協会に指定ということに賛成いたします。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 西村茂久議員。 ◆6番(西村茂久君) 議席番号6番、西村でございます。 議案第44号 指定管理者の指定について反対の立場から討論をいたします。 公設宮代福祉医療センター、通称六花の指定管理者として、公益社団法人地域医療振興協会に指定するに当たって、以下の問題点を指摘し反対をいたします。 地域医療振興協会は、いついかなるときでも医療を受けられる安心を全ての地域の人々に届ける信念のもと、自治体から委託等を受けて病院、診療所及び保健医療福祉総合施設の運営を行う施設運営事業を軸に僻地への医師派遣・診療支援事業、加えて専門医でなく、地域医療を担う総合医育成のための医師研修事業、この3つの事業を実施する公益社団法人です。 宮代町はかつて病院誘致のために土地、建物を提供し、誘致活動を行ってきましたが、病院経営の採算面等の要因で誘致に失敗、その後、地域医療の充実を求める切実な町民の声を受け、地域医療の核として、町内医療機関、近隣総合病院とのネットワークをもとに町民の受診ニーズにきめ細かく対応するとともに、保健医療福祉総合施設として、施設名称六花が誕生したのが平成15年10月、地域医療振興協会に管理運営を委ねた経緯があります。 それを踏まえて反対理由を申し上げます。 まず、今回の指定管理者を指定するに当たって、選定委員会の地域医療振興協会に対する評価は釈然としません。選定理由として提出された事業計画、収支計画が六花の設置目的や求められる機能を理解し、それに応じたものであるとしておりますが、評価結果は100分の51点、各項目評価はよくもなし悪くもなしのものと思われます。なぜ、こうした評価になったのか、また選定理由と評価の間には大きな差異があり、とても説明に納得することはできません。 次に、指定の期間については、令和4年4月1日から令和14年3月31日までの10年間となっています。なぜなんですか。それとも、説明を聞いても、長期的視野に立ってもらいたいという願望なんでしょうか。それとも、これまでの管理運営がよかった、だから安定した期間、管理運営を委ねるということですか。今後、町の責任が問われることにならないか、とても心配です。 六花の一翼を担う診療所は、地域医療の中核として機能し、町民が安心して生活できる大きな手助けになることが期待され、またその設立目的としていたはずです。しかし、六花を町内にある民間診療所と同様の捉え方では公設の意味が全くありません。当町は僻地ではございません。町内診療所の診療科目、診療所数からして、今や現在の六花が必要なんでしょうか。将来的には廃止し、地域医療の核となる病院誘致に方針を切り替えることが求められるのではないでしょうか。老人保健施設は独立させ、指定管理に移行させ、病院誘致後は病院併設施設として機能させるべきと考えます。 さらに、令和3年度のコロナ禍の中で、発熱外来の県指定医療機関やワクチン個別接種の県指定医療機関の指定に当たり、理由にならない理由を示し、手を挙げることはありませんでした。知恵と努力、決意が欠落していると言わざるを得ません。この件では少なからずの町民が六花の対応について批判的であったことは間違いなく、今後についての期待も薄まってしまったのではないでしょうか。 現在の六花センター長の石井さんはブログの中で、宮代型地域医療を目指すとしております。住民の皆さんがこの地域に愛着を持ち、いつまでも安心感に包まれた暮らしを送れるよう、行政や町内外の医療機関と連携を図り、全国に誇れる宮代型地域医療体制の構築に取り組んでいきたいと思いますと話されております。平成15年の設立時の理念からすれば、丸18年経過した今日、何を今さらと受け止めざるを得ません。 以上の理由から、本内容での公設宮代福祉医療センターの指定管理者に公益社団法人地域医療振興協会を指定する本案には反対をいたします。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 議席番号3番、丸山妙子でございます。 議案第44号 指定管理者の指定について反対の立場で討論いたします。 指定管理者、公益社団法人地域医療振興協会については、仕事の内容については異議はございません。 ただ、私はこの数年、福祉医療センターのことを考えてみたときに、この10年という指定に関して長いと感じております。そして、評価の基準となる考え方の中の町民の声が反映される管理、宮代町のまちづくりの考え方に適合しているということに対して、現在の町の職員がこの10年間でどれだけの職員が担当として替わるのでしょう。私は今までの5年という期間の中で、職員が指定管理者と連携を取り、成果を上げてくれることを期待しています。 10年という長い間で、どうやって先が見えるとは考えておりません。町民のための公設、この公設の意味は、町民が思っている公設の意味を実現していただきたく、私はあえて反対といたします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第44号 指定管理者の指定についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔可否同数〕 ○議長(田島正徳君) 可否同数であります。 地方自治法第116条第1項の規定により、議長において本件について裁決いたします。 議案第44号 指定管理者の指定についてについては議長は可決と裁決いたします。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第45号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第3、議案第45号 宮代町教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山妙子でございます。 議案第45号は教育委員の任命についてなんですが、今、ちょっと町長選、補欠選挙の時期になっていまして、ちょっとこれ質疑なんですけれども、ちょっと通りがかったら、もともとこの方、私よく存じ上げている方なのでおうちが分かるんですが、ちょっと選挙関連ののぼりが立っていたと思うんですが、これ、教育委員は町の役職にある方なんですが、ちょうどいいので、たしか会計任用職員とか、多分政治に関わっていないとか、消防団、交通指導員、民生委員いろいろあると思うんですが、ちょっと引っかかっていないのか、ちょっと心配になりましたので、ちょっとお聞きいたします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 暫時休憩します。 △休憩 午後1時42分 △再開 午後1時42分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答え申し上げます。 教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて、その委員の方が政治的に町長の応援をしているというのではないかというようなことかと思いますけれども、こちらにつきましてはご本人からはそういったことはお伺いしてはいないところでして、もしかするとですけれども、ご家族の中でそういった方がいるのかもしれませんけれども、そういったことはこちらのほうでは聞いてはいないところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 今の答弁は、家族のということもあってということなんですが、一般町民から見ると、えっと思う、紛らわしいですよね。 ちょっと私、言いたいのは、昨年、会計任用職員になって、結構先ほども申していましたように、政治的に関わっちゃいけなくなったということを知らない方も多いと思うんですよね。 そういうところで、今回、初めての町長選、補欠選挙なので、そういうところはしっかりとしていかなきゃいけないし、区長とかやれない方いっぱいあると思うんですよね。関わっちゃいけない方がたくさんいらっしゃるんですけれども、認識不足とか、そういうのもちょっとあって旗が立っちゃったんかなと思って、ちょっと私は、ちょっと心配になってしまったんで質疑したんですが、やっぱり、前回の議員選挙のときにもちょっとそういうお話が、事務所関係の話で、ポスターか何かの話があったと思うんですけれども、やっぱりそういうところはきちっとこの町として、していくべきじゃないでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答え申し上げます。 議員がちょっと先ほどから会計年度任用職員という言葉をお使いになりますけれども、会計年度任用職員と今回の委員の任命の同意については全く関係のないところでございまして、会計年度任用職員はおっしゃるとおり、地方公務員法の適用がある地方公務員に当たるわけですけれども、教育委員会の委員につきましては、これは非常勤の特別職でございます。そこの違いを踏まえてご理解いただければと思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山妙子でございます。 ちょっとすみません、一緒にしちゃったみたいな言い方になっちゃって、すみませんでした。そうではなくて、やっぱり特別職の職員なので、やっぱり気をつけたほうがいいかなというのと、ちょっと気になったのでご質問したんですけれども、特別職というのはよかったんでしたか。私、駄目だと思っていたので、私の勘違いだったら申し訳ないんですけれども、そこをきちっとお教えください。お願いします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答え申し上げます。 非常勤の特別職について地方公務員法の適用があるかというところは細かく定められておりますので、こちら、ご確認いただければ分かるところかと思います。 教育委員会につきましては、教育委員会の制度そのものが基本的には政治的中立性の確保を目的として設置されているものでございますので、議員ご指摘のとおり、政治的中立性が保たれるということは必要であると思っております。 一方で、今、委員として推薦させていただいている方について、そういった政治的活動をしているというようなところは、こちらでは把握していないところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 西村茂久議員。 ◆6番(西村茂久君) 議席6番の西村です。 人事につきましては、スルーさせるつもりなんですけれども、ただ、これちょっと、教育委員ですね。教育委員と政治活動の問題でちょっと、教育長にもお尋ねしておきたいんですが、教育委員は政治活動をしてはならないというのがあれですが、今回の教育委員会の教育委員さんについても、これは同じですね。政治活動をしてはならないと、これについて。 総務課長さんは一般的なご答弁だったんですけれども、また事実を知らないということですから、これは事実を調べていただきたいということになるんですが、教育長の立場で、教育委員が政治活動をするということについて、どうお考えになりますか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) では、お答えを申し上げます。 先ほど、総務課長からもありましたけれども、教育委員会という教育に携わる者としては、政治的中立を保つということは当然のことでございますので、教育委員としてもそういった活動があってはならないというふうに、私は考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 西村茂久議員。 ◆6番(西村茂久君) 教育長が明快です。 それで、総務課長にちょっと事実関係を知らないということでしょうけれども、仮に前段の議員が指摘されたような事実があったとしたら、この案件はちょっと、同意、不同意の案件については採決できないということになるんじゃないですか、総務課長。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。
    ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答え申し上げます。 先ほど、私からも答弁をさせていただきましたけれども、政治的中立性というのは教育委員会の委員として重要なことだと思っております。 ただ、今、現時点でこちら把握してはいないところでございまして、そうなった場合、どうするかというところについて、今お答えできるところはないところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 西村茂久議員。 ◆6番(西村茂久君) 次は最後になりますけれども、どうも今のご答弁を聞いていて、釈然としないんですよ。仮に教育委員の候補、同意の前ですから、教育委員の候補が政治活動をしていた、それが自分の本意だろうと、不本意であろうと、これは刑事的な事件になることじゃないですか。だからそれを心配しているんですよ。そういう人を教育委員にするということについては、なかなか今難しいから、事実を確認するまで、これちょっと待ってほしいんだけれども、期間的には間に合わないんですね。   〔発言する人あり〕 ◆6番(西村茂久君) 期間的には間に合うはずですということですが、今回はこれパスして、これについては同意、不同意の採決をしないと、後日、事実関係がはっきりしたら、改めて提案をしていただくということにはなりませんか、町長。 ○議長(田島正徳君) 暫時休憩します。 △休憩 午後1時52分 △再開 午後2時03分 ○議長(田島正徳君) 再開します。 ほかに質疑はありませんか。 金子正志議員。 ◆5番(金子正志君) 今の続きになるんですけれども、その事実関係をはっきりしたほうがいいと思うんです。私、現地見ていませんし、一体何色の旗が立っていたのか。誰がいつ立てたのか、そういったことをはっきりするまで1時間ぐらいでも休憩していただきたい。 議長、はっきりしてからこの議案進めたい。 ○議長(田島正徳君) 暫時休憩します。 △休憩 午後2時04分 △再開 午後2時06分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 ここで休憩いたします。 △休憩 午後2時06分 △再開 午後2時29分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答えさせていただきます。 先ほど、議員から、ご本人に確認をというお話ございましたので、ご本人に確認をさせていただきました。確認をしたところですが、議員の発言にありましたのぼり旗につきましては、支援者に頼まれて、自宅の敷地と自宅前の道路との間に置いたものであり、設置についても支援者が設置をしたもので、本人の意思に基づいて設置したものでないということが確認できました。 なお、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第12条におきまして、教育委員は、積極的な政治運動をしてはならないと規定されており、本件は、この積極的な政治運動には当たらないと認識をしております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 金子正志議員。 ◆5番(金子正志君) 支援者に頼まれたということですけれども、支援者って誰ですか。 それと、いつからそれが置いてあるんですか。それから、実際置きに来た人は誰なんですか。個人名をお願いたします。 それから、それがあることによって、何か役場に苦情の電話とかそういうものが入ったのかどうか、それもお願いいたします。 それから、積極的、消極的って何が基準なんだか分かりやすく説明してください。 4つぐらい言ったと思いますけれども、お願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 暫時休憩します。 △休憩 午後2時31分 △再開 午後2時31分 ○議長(田島正徳君) 再開します。 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答え申し上げます。 誰が、いつ、どういう形で設置したかというところでございますけれども、先ほど議員からお話のあった、ご本人がそれに関与しているかと、ご本人が立てたのかというところであったと認識しております。ご本人に確認したところ、先ほど申し上げたとおりでございまして、誰が設置したのか、いつ設置したのかというところについては、把握をしていないところでございます。 また、積極的な政治運動ということですけれども、どこまでが積極的か、消極的かというご質問でございましたけれども、そこについては、こちらのほうで何か明確な基準というものがあるわけではございませんけれども、本件につきましては、本人が設置したわけでもありませんし、本人の意思に基づいて設置したものでないということが確認されておりますので、問題はないものと認識をしているところでございます。 以上でございます。 ◆5番(金子正志君) もう一つ、苦情はあったかどうか。 ◎総務課長(赤井誠吾君) 大変申し訳ございませんでした。 役場に苦情があったかどうかというところですけれども、今のところ、そういったお話はいただいてはおりません。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 金子正志議員。 ◆5番(金子正志君) 支援者に頼まれたということですけれども、今回は町長選挙と補欠選挙があるわけですけれども、何の選挙の誰の候補者の支援者ですか、お願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答え申し上げます。 先ほどの答弁でも申し上げましたとおり、本人がそういった活動に関与しているかどうかというところが、今回のご質問の趣旨だというふうに認識しております。どういった方、支援なのかというところまでは確認をしておりません。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 小河原正議員。 ◆7番(小河原正君) 小河原です。 ちょっと今、みんな神経使う時期ですよね。これはもうみんなぴりぴりしているわけ。今、答弁で、積極的な支援していなきゃいいんだと。たとえ積極的じゃなくたって、違法は違法ですよ、教育長がさっき答弁あったように。もし、これを認めたら、我々がどんどん違法やっても文句言わないですね。これだけ確認しておく。絶対に文句言わせないからね。総務課長が違法してもいいといったことと同じだからね。どんどん積極的じゃなきゃ違法なことやるからね。いいですね。返事だけしておいてください。 これぴりぴりしているんだから、みんな。いいですよ、総務課長が、絶対違法だって、先ほどの答弁のようだったら、絶対違法じゃありませんと、選挙管理委員会に言っておいてください。どんどんやりますからね。総務課長のせいだからね。それでいいかどうか、返事しておいてください。それで駄目だったら、町長が悪いのか、教育長が悪いのかね。 やっぱり違法的なことは、それはまずいですよ。そういうのをやるの大好きな人だっているんだからね。総務課長、頭入れて返事してください。分かりましたと。積極的じゃなければ、捕まりませんと。また、注意もしません。それ言っておいてくださいね。ここではっきり返事しておいてください。 俺、これ深井さんがいいとか悪いじゃないの。違法なことを認めたら、積極的じゃなかったらやっていいというんだったら、どんどんやるからね。総務課長がいいということだからね、宮代町が。総務課長が答弁できなければ、町長、教育長がいいということになるからね。答弁してください。 私は、理屈をつけてどうのこうの大嫌いだから、イエスかノーでいいよ。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答え申し上げます。 先ほど答弁させていただきましたとおり、今回については、ご本人に確認をさせていただいて、ご本人が積極的に関わったものではないという確認が取れましたので、先ほどのとおり答弁をさせていただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 小河原正議員。 ◆7番(小河原正君) 今の答弁では納得できないから質問しているんですよ。納得できる答弁。本人がどうのこうのじゃ、私は本人が悪いとかいいとか言っていない。立った人間が、前段者の質問で、誰だと聞いているわけ。そこまで休憩中調べたのかと。調べないで、本人がはっきり聞いていないとかどうのこうので逃げるんだったら、みんなそうなるよ。そうだから、捕まった場合何かで、聞いていませんよと、総務課長からそういう答弁しろというからね、言ったって。それが通らなかったら、町長がそういう答弁しろというのと同じだからね。積極的に俺はどんどん聞かないからって何だって。人間なんてみんなそういうことになるからね。怖いからね、このことは、本当に。とんでもないことだよ。 俺は深井さん悪いとは言ってないからね。立ったことに対してどうなんだと、違法的なことを、本人があまりはっきり聞いてないと、そういうことじゃないんだよ。立ったことがもう問題なんだよ。 ○議長(田島正徳君) 暫時休憩します。 △休憩 午後2時40分 △再開 午後2時45分 ○議長(田島正徳君) 再開します。 小河原正議員。 ◆7番(小河原正君) じゃ、もう一回確認します。 先ほどの答弁で通ったんなら、我々もどんどん同じようなことをやってもいいですね。それだけ聞いておく。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 副町長。 ◎副町長(渋谷龍弘君) お答えを申し上げます。 今回のこの議案の関係で、深井美智子さんのご自宅、あるいは畑付近にのぼり旗が立っているというふうなご指摘を受けまして、ご本人、深井美智子さんに確認した結果、あくまでも深井美智子さんの意思で立てたのではなく、そういったことを勘案いたしますと、今回の行為につきましては、地方公務員法ですとか、公職選挙法ですとか、地教行法、そういった法定等に抵触しているものではないというふうに判断をしております。 今回ののぼり旗につきましては、支援者からの依頼に基づきまして、深井美智子さんのご主人さんが承諾をしたということでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 暫時休憩します。 △休憩 午後2時47分 △再開 午後2時51分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 ほかに質疑はありませんか。 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番の丸藤でございます。 前段の議員さんからずっと聞いておりまして、答弁は教育長が言ったとおりだと思うんですね。教育委員は政治的に中立じゃないといけない。そのとおりだと思います。 しかし、事実はどうなのかということで、今、副町長からも答弁がございました。教育委員さんではなくて、家族が支持者から頼まれてオーケーをした。それは、一般的な家庭の場合はそれでいいと思うんですけれども、今回の件に関しては、私も別に教育委員の今回の深井さんがどうのこうのではないんですけれども、やはり教育委員の立場からして、それでいいのかどうか、法的にどうなのかという質問をしているんですけれども、それに対して答えていないと思うんですけれども、その辺を明らかにすべきだと思うんですけれども、どうでしょうか。 私は特に、教育長が、じゃ、それを是としているんですねとか、それは言っていませんので、そこまでは言いませんけれども、やはり、教育委員という立場がありますので、その点では誤解を与えたかもしれませんけれども、その辺も含めてどうなのかということで、お尋ねいたします。 議長、休憩でいいですよ。 ○議長(田島正徳君) いや、続けてください。 ◆2番(丸藤栄一君) さっきと同じ答えですねと言っているけれども、質問しているんですからね。法的にどうなのかと。 ○議長(田島正徳君) だから、どちらが質問しているかと。 ◆2番(丸藤栄一君) 同じ答弁だとまずいわけですよ。 ○議長(田島正徳君) じゃ、答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答え申し上げます。 先ほどもお答えはしたんですけれども、すみません、同じ答弁になってしまうかもしれませんけれども、地方教育行政の組織運営に関する法律の12条において、教育委員は、積極的な政治運動はしてはならないいというふうに規定されておるところでございます。 今回は、先ほど申し上げましたとおり、本人の意思に基づいて設置したものじゃないということが確認できたことから、ここの積極的な政治活動というところには当たらないのではないかというふうに考えているところでございます。 また、特に、こういった教育委員としての地位を利用しているわけでもございませんし、そういった意味で、地位を利用した政治活動というところにも当たらないのかなというふうには思っておるところです。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番の丸藤でございます。 今、課長が答弁しました。積極的な政治活動ではないのでということを。しかし、見方によっては、本人は地位利用なんかしたつもりはない。でも、場合によっては、地位を利用したんじゃないかと、これはうがった見方かもしれませんけれども、そういうふうに誤解される面もありますよね。これは教育委員の選任ですから、我々と違うけれども、我々だって寄附はできないんですよ。それは、私の知らないところで、妻がやったとか、家族が寄附した。寄附と選任は違うにしても、それは知りませんというわけにいかないんですよ。だから、のぼり旗、それは分からないですよね、よく検討しないと。 ですから、今、先ほどとダブりますけれども、本人は積極的な政治活動ではなくて、家族の者がやったということなんですけれども、じゃ、それはそれとして、じゃ、今のままでいいんですかということになりますよ、のぼり旗を。誤解されませんか。 その辺について誤解は持たれる可能性もありますので、質問です。どうすればいいと思いますか、じゃ。質問を変えますよ。どうすればいいと思いますか。これは関連ですから、大事なことだから。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答え申し上げます。 今、議員からご指摘がありました、どうしていくのか、どう対応していくのかというところでございますけれども、議員の皆様からも、こういった形で様々なご意見をいただいたところでございます。 確かに議員のおっしゃるとおり、教育委員ということで、中立性が求められる中で、そういったお話をいただいたわけです。町民の方に疑念を持たれることがないように、今後、ご本人ともお話合いをさせていただきまして、対応をさせていただきたいというふうに思っております。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 3問目ですので、最後ですので、町長にお伺いします。 今、課長から答弁がありましたが、この件につきましては、教育委員ですから、教育長の責任にもなりますのであれですけれども、これについては、町長のほうから、どのようにするのか、最後ですので、お願いしたいと思う。 これまでの前段の議員さんの質疑等々を受けて、また、今の私の質問を受けて、どうすればいいのか、どのようにするのか、お願いします。 ○議長(田島正徳君) 答弁求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 いろいろご心配いただきまして、ありがとうございます。そして、また、法的にどうのこうのというよりも、道義的なものもあろうかと思いますので、ただ、支援者の方々が、判断していろいろ相談して取り付けたものだと思いますので、きちんと支援者の方、また、ご本人のご家族とも協議をさせていただきたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(田島正徳君) 暫時休憩します。 △休憩 午後3時01分 △再開 午後3時05分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 ほかに質疑はありませんか。 山下秋夫議員。 ◆1番(山下秋夫君) 議席番号の1番の山下です。 ちょっと町長にお聞きしたいんですけれども、今、本人と家族の方、支援者に申し込むということで、お話をするということで伺っております。これは、そののぼり旗を撤去する方向でお話をするんでしょうか。その辺のところ、はっきりと言っていただければありがたいなと思っております。お願いします。一つだけです。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 支援の方々の厚意を無にはできませんので、今、今日議会であるとか、また、町民の方から誤解があってもいけませんので、支援者の方々と、このようなお話合いというか、申入れがあった。申入れというよりも、こういう心配されたことをきちんと伝えたいと思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 山下秋夫議員。 ◆1番(山下秋夫君) 議会から申し入れているんじゃないんですけれども、これは、撤去する方向で、誤解を招くんですから、積極的に町長のほうから、そのようにお話しできるのかということを私は聞いているんですよ。できますか、それ。一言です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答え申し上げます。 支援者の方に撤去を求めるのかというような話ですけれども、基本的に政治活動は自由でございます。はい。なので、その権利をこちらから制約することはできないものというふうに考えております。 一方で、先ほども申しましたけれども、町民の方にそういった疑念というか、心配をされるということはよくないことだと思いますし、実際に、議員の皆様からもそういう話がありましたので、そのお話は伝えさせていただきたいというふうに思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 山下秋夫議員。 ◆1番(山下秋夫君) 積極的にやらなかったとしても、やっぱり懸念を持たせるような行動は、教育委員として慎むべきだと思いますよ。これは、家族がやったとしても、支援者がやったとしても、やっぱり同じ居住地内にそれをやるということは、町民からすれば、それは不信を持ちますよ。やっぱり任命責任なんかも出てきますので、積極的にこれは撤去する方向で進めてほしいと、私は考えております。 以上です。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 これをもって質疑を終了いたします。 暫時休憩します。 △休憩 午後3時09分 △再開 午後3時16分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 西村茂久議員。 ◆6番(西村茂久君) 議席6番、西村でございます。 議案第45号 宮代町教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて、反対の立場で討論いたします。 これまで、6人の質疑があって、かなりの時間が超過しました。これはひとえに、求められている質問について、誠意を持って執行側が答えていないということで時間を要したと、我々としては、そんな意図は全くありません。 今期、深井さんの件につきましても、深井さんを責めていることではないと。あくまでのぼり旗を立てたこと、この事実関係を明確にして、そして、それについてどう対処するかということを簡潔に答弁すれば、それで済んだはずです。それを、ああだこうだとぐちゃぐちゃとお話しされて、結局はこれだけの時間を要してしまったということです。 本来、こういう同意案件については、同意するのが筋ではありますけれども、まだまだその2つのことについて、明確になっていないということについて、採決に応じるということはできない。あえて採決をするということであれば、賛成には回らず、反対になります。非常に異例なことですけれども、これは十分執行側もご承知いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 議席番号3番、丸山妙子でございます。 議案第45号 宮代町教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについてについて、反対の討論をいたします。 この教育委員の任命の深井美智子氏に関しましては、反対する思いはございませんでした。ただ、この選挙を控えての中、やはり深井氏の自宅、家族であろうが、支援者であろうが、のぼり旗を立てたということは、深井氏が立てたと同じように町民は見ます。そのようなことで私は質疑いたしました。そこで、私もこのような議論になるとは思っておりませんでした。 深井氏に対して、私は支援者の意見とかではなくて、深井氏に対して、やはりこれからの皆さんの見る目を考えたときに、のぼり旗を撤去すれば済むことでございます。やはり、教育委員、教育長代理だと思います。その方が、やはり先ほど答弁にありました、消極的、積極的という政治に参加する、協力するという形で、積極的ではないような言い方でございましたが、でも、人から見たら、もう皆さん教育委員のお宅というのは分かります。そして、この方は人望もございます。 重ねて申し上げますが、深井美智子氏に関して問題があるとか言っているわけではございません。執行部が答弁にて、深井氏に対して迷惑がかかるようなことはしないように、のぼり旗を撤去するという答弁をいただければ、私は当然ですが、ほかの議員も反対する意思はないと思います。私はあえてここに彼女、深井氏を傷つける行為になってしまうと思いますので、あえてここで採決を取るならば、反対いたします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、議案第45号 宮代町教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについての件を起立により採決いたします。 本件はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔可否同数〕 ○議長(田島正徳君) 可否同数であります。 地方自治法第116条第1項の規定により、議長において、本件について裁決いたします。 議案第45号 宮代町教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについての件については、議長は同意することに決定しました。--------------------------------------- △議案第46号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第4、議案第46号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に関する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第46号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについての件を起立により採決いたします。 本件は適任とすることに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は適任とすることに決定しました。--------------------------------------- △議案第47号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第5、議案第47号 令和3年度宮代町一般会計補正予算(第4号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番の丸藤でございます。 1点だけ伺います。 事項別明細では、32ページ、33ページの教育費、教育支援センター設置事業でございます。説明は伺ったんですが、この教育支援センター設置になった経緯について、お尋ねします。 これは、日常的に、どのように使用されるのか、その点についても、詳しくお示しいただきたいと思います。 それから、もう一点は、これは、旧社会福祉協議会であったわけなんですけれども、進修館や、それから、役場の駐車場の不足等々もあったんですけれども、この設置によって、また状況が違ってくるかと思いますが、その点も心配な点でもあったわけですので、それはどういうふうになるのか、その辺も併せてお示しいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) 丸藤議員のご質疑に対して、お答え申し上げます。 まず、教育支援センターの設置の経緯でございますが、教育支援センターにつきましては、第5次総合計画の地域のみんなで子供たちの居場所づくり事業といたしまして、常設の教育支援センターの設置が位置づけられたところでございます。 この背景にはなりますけれども、本町には、不登校となっております児童・生徒の居場所となる常設の適応指導教室が設置されておらず、学校に行きづらいという不登校児童・生徒への支援という点で充実する必要があったということで、そうしたことで、今回設置をさせていただくということになったものでございます。 また、日常的な利用でございますが、こちらにつきましては、まず、大きな機能として2つ考えております。 1つは、不登校になっている児童・生徒の皆様の居場所として、学習の機会、適応指導を行っていくという機能でございます。 そして、もう一つが、様々な形で教育の相談をそこで請け負って、いろいろな教育に関する相談について、対応していく場所、そういう拠点としていきたいというふうに考えてございます。 また、3点目の駐車場の件だとは思いますけれども、今般、社会福祉協議会の建物が、仮に撤去されれば、何台分かの駐車場ということにはなったと思うんですけれども、現在、社会福祉協議会が、すてっぷ宮代のほうに移動しておりまして、その中で、十数台の駐車場の空きスペースも出ております。また、今般設置する教育支援センターについては、そこに職員が勤務するということになりますけれども、こちらの職員については、役場の職員と同様、敷地外に自ら車で通勤する場合は、車を確保していただくということになりますので、職員が入ることによって駐車場が必要となるということではございません。 一方、利用者につきましても、子供が中心ですので、当然車の運転はできませんから、駐車場は必要となりませんが、小学生の児童が登校する場合については、保護者の方の、場合によると送迎というものをしていただく必要があるというふうに考えておりますので、一時的に、そこで駐車するというようなことは起きるかもしれませんが、駐車場の利用を常駐的に行うということはないというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。
    ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番の丸藤でございます。 再質問なんですが、内容については分かりましたが、1つは、不登校の居場所ということなんですけれども、これは、各学校との連携は、どういうふうに図っていかれるのか、それが1つ。 あと、もう一つは、教育の相談ということなんですけれども、常時大人といいますか、相談役のほうの、これは、どのような配置になるんでしょうか。その点、伺いたいと思います。 これまでの駐車場の関係では、社会福祉協議会の後ということで、これまでの十数台は余裕が出てくるという趣旨の説明で分かるんですけれども、だとすれば、それでベター、オーケーなのか。今後、例えば、税の申告のときなんか、本当に必要なスペースがないと、こういった状況の下では、解消になるのかどうか、その点も併せて今後の見通し、それらも含めて、お示しいただきたいと思います。 以上。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) ただいまのご質疑についてお答え申し上げます。 まず、1点目の学校との連携でございますが、当然不登校児童・生徒につきましては、学校に籍がございます。学校になかなか行きづらいということで、新たな居場所として、今般教育支援センターを設置させていただいて、そちらに通級する、通学するということになれば、これは学校との連携が非常に重要になってきますので、そこについてはしっかりと行っていきたいというふうに考えてございます。 また、教育相談に関しましては、現在、教育委員会のほうで、様々な相談を行っておりますけれども、社会福祉協議会の建物を利用させていただきますと、専用の相談室もございますので、そうした中で、不登校以外の様々な教育の問題につきまして、相談を受けていきながら、皆様の支援につなげていきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) 駐車場の関係でお答えさせていただきます。 旧社会福祉協議会がおりましたときには、建物の横に8台分、それから、駐車場の奥に5台の社会福祉協議会の車を置いておりまして、都合13台分が移転したことにより空いたという状況でございます。ただ、これで終わりということではなくて、進修館の駐車場につきましては、さらに利用者の方が安全に使いやすいように、手直しをしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 答弁ありがとうございます。 教育支援センター設置事業の関係ですが、そうしますと、旧社会福祉協議会の建物ですから、相談場所はあったにしても、1階と2階あるわけですけれども、これは、施設の改修をこの予算額でやるわけなんですけれども、そうしますと、いつ頃から軌道に乗るのか。相談者の配置とか、それは全部考えられていると思うんですけれども、そういった点では、いつからきちっとスタートできるのかどうか、その点、確認をさせていただきたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 現在のスケジュールとしては、来年の4月に教育支援センターを開設できるように、準備を進めてまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 角野由紀子議員。 ◆9番(角野由紀子君) 議席番号9番、角野です。 32ページの今の教育費の教育支援センター設置事業に関してです。 第5次総合計画の地域のみんなで子供たちの居場所づくり事業ということで、進めてくださっているんだろうと思います。 これでいきますと、第5次総合計画の1から6番までありまして、(1)が地域学校の実態把握及び教育支援センターの在り方の検討というのがあります。 それから、2番目として、子育て支援課及び福祉課との連携体制の構築(調査研究、ネットワーク構築)があります。 3番目に今回の必要な施設改修、設備備品等の整備及び人材の確保ということで、令和3年度は3までやって、4年度にスタートできるようにということなんですが、この1番と2番について、この令和3年度に入って動き出したんだろうと思いますが、その結果、調査研究、ネットワーク構築、子育て支援課及び福祉課との連携体制の構築ということ、これについて、どのようにされているのか、結果だけと、それと、1番目の適応教室の在り方の検討ということで、どのようにされたのか教えていただきたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 まず、令和3年度に入りまして、教育支援センターの設置に向けて、教育委員会内部のほうで検討を進めておりました。その中で、令和3年5月に、児童と保護者、教員に対しまして、教育支援センターに関するアンケートを実施させていただいております。この中で、どれくらいのニーズがあるかですとか、どういうような施設を求めているかというような意向の把握を行っております。 その中の少し紹介をさせていただきますと、保護者の中で、最も教育支援センターで重視したいというものについては、やはり教育の相談の体制を充実してほしいというニーズでございました。2番目がやはりそうした子供たちに対する学習支援を行ってほしいというものでございます。その中で、また3番目としては、先ほどご質疑の中にもございましたが、教育支援センターとの学校との連携を図ってほしいというような要望でございました。 また、児童・生徒につきましては、やはり学習の、そういう支援というものを、教育支援センターの中では行ってほしいというのが一番高い、そういうものでございます。2番目が、児童・生徒においては、やはり相談体制を確立してほしいというものでございました。また、3番目は、これは、保護者は学校連携ということだったんですけれども、子供たちは、やはり生活指導を行ってほしいというような、そういう要望が高くなってございます。 また、教員につきましても、意向を確認しておりますが、教員については、やはり相談体制の強化を図ってほしいというものが一番強い要望でございました。2番目が学校との連携も教育支援センター図ってほしいということです。3番目が、やはり学習の支援ということで、大きく学習体制、相談体制、学校との連携、そうしたほかに、生活の指導というものも含めて図ってほしいというものが、強い要望として出ております。 また、子育て支援課とも、市民活動の団体等のネットワークの構築という部分で、子育て支援課とも非常に連携を図っていく必要があるということで、7月にですが、子育て支援課と教育推進課で、不登校の活動を中心に行っている民間団体の皆様とお話をさせていただく機会を設けております。4つの団体の方からお話をいただきまして、その中で、4つの団体の現状のネットワークがどうなっているかですとか、あるいは活動場所がどうなっているですとか、あるいは、どういう、今、活動をされているか、あるいはどういうところで困っているかなどについて、確認をさせていただいております。 また、教育支援センターに求めることについても、ヒアリング等をさせていただいて、それを運営に生かしていきたいというふうに考えてございます。 今の現状の取組としては以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 角野由紀子議員。 ◆9番(角野由紀子君) ありがとうございます。 子育て支援課との今、ヒアリングがあったということなんですが、福祉課等の連携体制というのはあったんでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 まだ、福祉課さんとは、話というか、具体的な話というのはしておりませんけれども、福祉課さんの中でも、様々な支援、社会福祉協議会も含めて行っておりますので、そうしたところと連携できるかどうかということについては、今後検討していきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 山下秋夫議員。 ◆1番(山下秋夫君) 議席番号1番の山下です。 ちょっとお聞きしたいんですけれども、人件費の問題なんですけれども、これをざっと見ていると、いろんなところで増減があるんですけれども、35ページ、総括的なやつを見ますと、人件費、会計年度職員以外の職員ということで、693万1,000円減って、そのほかに、会計年度職員が353万円増えているんですよね。こういうことを考えると、一般職の給料というのが、同数ですよ、人数は。下がっているのかどうかちょっとお聞きしたいなと思っております。 それと同時に、特に保育所の先生方、保育園の人件費、22ページなんですけれども、521万5,000円減っているんですよ。この辺のところを見ると、会計年度任用職員の報酬が33万8,000円ということになっています。一般職が271万8,000円も減っている。この辺のところの関係をちょっと教えていただければありがたいなと思っております。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、ご質問に順次お答えさせていただきます。 まず、35ページ、給与費明細書の部分についてです。 まず、アの会計年度任用職員以外の職員の人件費については、給料をはじめ、職員手当、共済費も含めて減額とさせていただいているところでございます。これは、年度途中に、正規職員ですけれども、1名退職したことによる減でございます。したがいまして、特に昨年度の12月に提出をさせていただいた給与に関する条例の後、給与が下がったということはございません。 また、イの会計年度任用職員の部分の報酬ですとか、職員手当の増加ですけれども、こちらにつきましては、資料館に勤務する職員が、育児休業等を取得するというようなことを受けまして、会計年度任用職員を採用したことですとか、業務量の増加に対応するために、会計年度任用職員を補正前と比べて3名多く採用するということになったことの増に伴うものでございます。 また、23ページ、保育園の人件費ということでございますけれども、こちらにつきましても、基本的には、説明のところに書いてあるとおりでございまして、人事異動ですとか、教育費の負担金の率が確定したこと及び会計年度任用職員の勤務条件、いわゆる何日勤務するかですとか、あるいは、通勤手当の有無などは、こちらも採用してみなければ、どなたがなるかというところは分かりませんので、それが確定したということに伴いまして、それぞれ減額、増額の補正をさせていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 山下秋夫議員。 ◆1番(山下秋夫君) 大体は分かりました。 しかし、これを見ていると、会計年度職員が増えているということなんだろうと思うんですよ。この職員の給料、全体的に予算額から比べたらという意味でよろしいんでしょうかね、これだけ減るということは。それだけ。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答え申し上げます。 先ほど申し上げました給与費明細書の35ページにつきましては、全ての会計の合計でございます。基本的にはここに書いてありますとおり、会計年度任用職員については、補正前に比べて、短時間勤務の職員が3名増えているということでございまして、それに伴いまして、報酬ですとか、職員手当というのが、増額補正をさせていただいているというところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 山下秋夫議員。 ◆1番(山下秋夫君) 22ページの保育園の人件費です。521万5,000円、これは、予算額から比べたら減ったということで、こちら受け止めてもよろしいんでしょうか。予算額と比べたら、いろいろと会計年度任用職員が増えたかもしれないですけれども、その辺のところはどうなんですか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答え申し上げます。 こちらに書いてあるのは、補正後、補正額でございます。なので、補正前が予算額とすれば、そこから減額をさせていただくということでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 塚村香織議員。 ◆10番(塚村香織君) 議席番号10番、塚村香織でございます。 議案第47号 令和3年度宮代町一般会計補正予算(第4号)について、賛成の立場で討論いたします。 教育費において、教育支援センター設置事業として、旧社会福祉協議会跡地を安全に利用できるよう、施設の屋根、雨漏り工事などの外観工事や、机などの教室内備品の購入として1,765万円の予算を計上し、令和4年度開設に向けて、着実に環境整備を整え、事業計画を進めていることを確認いたしました。 何からの事情で学校に行きづらくなっている児童・生徒の居場所の一つとして、学習や学校生活に困り事のある全ての児童・生徒、保護者のための包括的な教育支援、相談ができる窓口となるよう、内容に関しても、町内支援団体と意見交換などをされていることと思いますので、それらの意見を踏まえた内容になるよう、期待をしております。 また、名称に関しましては、教育支援センターや、適応指導教室などというものではなく、言葉のイメージ的に、ポジティブな印象を持っていただけるような、通いやすい、使いやすい施設となるようなネーミングをお願いいたします。 長引くコロナ禍の中、子供たちの環境が制限され、心や体に負担を感じている児童・生徒が増えている現状です。安心して子育てができるまち、安心して教育を受けられるまちであるよう、学校や教育支援センターの誠実な事業運営と子供たちへの柔軟な対応を要望いたしまして、賛成討論といたします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第47号 令和3年度宮代町一般会計補正予算(第4号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 ここで休憩いたします。 △休憩 午後3時54分 △再開 午後4時10分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。--------------------------------------- △議案第48号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第6、議案第48号 令和3年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第48号 令和3年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第49号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第7、議案第49号 令和3年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第49号 令和3年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第50号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第8、議案第50号 令和3年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第50号 令和3年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第51号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第9、議案第51号 令和3年度宮代町水道事業会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第51号 令和3年度宮代町水道事業会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第52号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第10、議案第52号 令和3年度宮代町下水道事業会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第52号 令和3年度宮代町下水道事業会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第54号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第11、議案第54号 令和3年度宮代町一般会計補正予算(第5号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 何点かご質問させていただきます。 事項別明細の8ページ、9ページの関係でございますけれども、まず、99万円なんですけれども、児童福祉対策事業、これの積算根拠をお願いしたいと思います。 続いて、事項別の10、11ページの保健予防事業の新型コロナウイルス感染症により、自宅療養者となった方に対する食料等支援の実施というふうになっております。これは需要費で36万7,000円、それから使用料で99万、委託料で25万、パルスオキシメーターを予備費で購入済みということなんですけれども、これは具体的にどのように自宅療養者となった方に支援ができるのか、どういうふうにするのか、その点、お尋ねをしたいと思います。 それから、その下の水田農業構造改革対策事業でありますけれども、次期主食用のお米なんですけれども、今ニュース等でもお米の単価が非常に安くなっていると、それへの助成なんですけれども、これは10アール当たり3,500円ということなんですけれども、ちょっとあまりに大きいので、例えば、農家さんについては、どれぐらいの農家の方にいくのか。それと3,500円なんですけれども、この根拠、宮代町だけで決めたわけではもちろんないと思いますけれども、この辺の経過と助成の積算根拠、これらを示していただければと思います。 それから、教育費の同じページ数ですけれども、児童・教職員の健康管理等対策事業で59万4,000円なんですけれども、PCR検査等の実施ということです。これと次のページ、12ページ、13ページの上のほうの生徒・教職員の健康管理等対策事業、これもPCR検査の関係ですが、これについての積算根拠を示していただければというふうに思います。 以上。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、丸藤議員のご質問に順次お答え申し上げます。 まず、事項別明細書の9ページ、児童福祉対策事業の関係でございますが、こちらは町内保育所等の関係者、職員、児童など、こちらに新型コロナウイルスの感染が疑われるにもかかわらず、保健所による濃厚接触者等の調査及び行政検査が速やかに行われないケースが現在発生しているところから、こちらの当該対象者等が発生した場合に、PCR検査または抗原検査を実施するために、そのキットを購入するものでございます。 99万円の積算根拠といたしましては、見積りを徴したところ、PCR検査キット等が1つ6,600円という見積りが出ましたので、掛ける150個分といたしまして99万円を計上させていただいたものでございます。 児童福祉対策事業につきましては、以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) ご質問の自宅療養者支援の内容についてお答えをいたします。 現在の仕組みの中におきましては、新型コロナウイルス陽性となられた方のその後の対応、例えば、入院いただくとか、そういった対応の調整というのは、保健所にて行っていただいております。 その中で病院に行けず、自宅でやむなく、あるいは元から自宅で療養をする必要がある方というのがいらっしゃるわけですが、この方の健康観察というのが保健所で行われておりますので、一時逼迫した状況もありまして、保健所からの、例えば物資の提供ですとか、そういった観察が十分に行えない時期もありましたので、ここをサポートさせていただく事業となっております。 具体的には、保健所から物資、食料等の支援も行いますが、それまでの間に、もしご希望があれば、町のほうからもご提供をさせていただくというのが食料の支援でございます。 あわせて、パルスオキシメーターにつきましても、一時、保健所でも物がなかった時期があったというふうに聞いております。そういったときに町のほうでご提供をさせていただいて、その方にお貸しをするということでございます。このメーターをおつけになって、酸素の濃度が低くなってしまわれた方があって、その方に酸素を供給する必要があるというふうにご判断があった場合には、町のほうでご用意させていただく酸素濃縮器をお持ちいたしまして、この機械、どれぐらいの酸素をお入れするかというのは、医師の処方が必要になります。 公設宮代福祉医療センターと調整をして済んでおりまして、その際は、六花のほうでどの程度供給するかという指示を仰いで、この機械を作動させるというふうな仕組みになっております。幸いなことに今のところ使わないで済んでおりますが、今後、万が一出た場合は、住民の方に安心いただけるよう対応してまいりたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(菅原隆行君) それでは、予算書11ページ、次期主食用米作付応援事業補助金についてお答えをさせていただきます。 事業の概要と対象者、それから補助金額の根拠ということでご説明をさせていただきます。 まず、事業の概要といたしましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う行動制限の影響によって、主食用米の消費が減少し、宮代町内における令和3年産のJA出荷米価格が昨年度と比較し、1等米1俵当たり3,900円、率にいたしますと約32%の大幅下落となっております。町ではこうした状況を踏まえまして、地方創生臨時交付金を活用し、令和4年産主食用米の作付を行う生産者に対しまして、種苗費用の一部を助成することで生産者を応援し、来期への生産意欲の向上及び農業経営の安定を図っていただきたいというふうに考えております。 なお、対象者といたしましては、現在町内の米作りを行っております農家さん378人を予定しておりまして、対象面積といたしましては、最大で約295ヘクタールを予定しているところです。 補助金額でございます10アール当たり3,500円、俗に言います田んぼ1枚当たり3,500円の積算根拠でございますが、農林水産省のほうで毎年、農産物生産費統計というのを取ってございまして、その中の田んぼ1枚10アール当たりの種苗費というのが3,587円となってございます。そうしたことからこの数字を根拠に3,500円と設定をさせていただいておりまして、なお、この数字にいたしましては、今月、春日部市で同様の事業を行うということとしておりますので、春日部市の金額と同額となってございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 補正予算書の10ページ、11ページ並びに12ページ、13ページの関係でございます。児童・教職員の健康管理等対策事業及び生徒・教職員の健康管理対策事業におけるPCR検査に関する積算の根拠等についてお答え申し上げます。 まず、先ほど子育て支援課長のほうから答弁がございましたが、児童福祉対策事業と同様、保健所業務の逼迫などによりまして濃厚接触者等の判断が遅れ、行政検査が受けられないケースがあるというものに対して、補完するために予算計上させていただいたものでございます。 10ページ、11ページの138万6,000円の根拠でございますが、こちらはPCR検査1回6,600円の単価で計算をしておりまして、210回分でございます。 それと12ページ、13ページの59万4,000円の積算根拠でございますが、こちらはPCR検査1回6,600円で90回分ということで、小中合わせて300回分のPCR検査について予算計上をさせていただきした。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 再質問させていただきます。 議席2番の丸藤でございます。 1点は、町内保育所等におけるPCR検査、これはキットですけれども、これも、それから町内小学校、町内中学校、見積りが全部6,600円ということで、これの根拠も伺いましたが、これで一応大丈夫だということだと思うんですけれども、例えば、何か今のところはないということで確認はしているんですけれども、あったときには、これで大丈夫なのかどうかということをまず、伺っておきたいと思います。 それから、水田農業構造、これは分かりました。 保健予防事業なんですけれども、ちょっと聞きはぐっちゃったかもしれないんですけれども、これについては自宅療養ですから、基本的には、町も知り得ないということだと思うんですけれども、もちろん。これは保健所経由ですか、先ほど言っていた酸素濃縮器、これを置いている場所は六花だけれども、いざ使用するというときには、どういう経路になるのか、その点もう一度お尋ねしたいと。 それから、この委託料ですよね。これは医師診断書作成委託料なんですけれども、これはどうしてこういうふうになっているのか。これについてのやはり積算根拠も示していただきたいと思います。 それから、すみません、第1問目のときにうっかりしたんですけれども、8、9ページの国民健康保険特別会計繰出事業、これは減免または免除に対する一般会計からの補填、それから、同じページの介護保険特別会計繰り出し、介護保険料の減免または免除、これについての、実際これは何人分相当なのか、予算計上するときの根拠を示していただければと思います。これは追加なんですけれども。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、再質問にお答えさせていただきます。 こちらの児童福祉費のPCR検査キット購入費と、あと教育費も同じ事由になりますので、併せてお答えさせていただきます。 こちらの検査キットの購入につきましては、やはりセーフティーネットということで、保護者の方等が不安にならないように、陽性者がいるのかいないのかというところの判断をなるべく早く行いという趣旨で、町として準備させていただくものでございます。 しかしながら、こちらのキットによりまして、陽性者等が判明しましたら、最終的にはやはり保健所、もしくは医療機関の判断、対応が必要になってくるということになりますので、こういった場合は、間違いなくそういった医療機関や保健所等につなげて対応をしていただくということになるものでございます。 また、日々こういった検査キットにつきましての対応につきましては、日々情報が変化している状況でございます。また、厚生労働省からもキットの正確性があるものを今後公表していくような話も出ておりますところから、こういった対応につきましては、情報を集めて適正に対応してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 まず初めに、資料につきましては、予算書8ページ、9ページでしょうか。介護保険特別会計におけます減免の関係でございます。既に8月31日末をもって6件の方の減免が確定しておりますので、これに余裕を持たせた金額ということで、おおむね10件程度をカバーできるようなことで計上させていただいております。 続きまして、保健予防事業でございます。こちらの酸素濃縮器の仕組みですが、基本的に療養者の方を把握されているのは保健所ですが、私どもにサポートの依頼があった時点で、私ども把握できておりますので、仮にそうなった場合、そういった対象の方に対しては、町の職員がお届けする運びになります。 そのときその機械を使うためには、これ医療の行為になりますので、処方箋を書いていく必要がございます。その処方箋につきましては、当然医療として別途必要になりますので、予算計上をさせていただいているものでございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(高橋暁尋君) それでは、お答え申し上げます。 国民健康保険の特別会計の繰出事業の120万円についてでございますけれども、こちら減免額については、その方の所得によって違いますので、何人分ということはちょっと想定していないんですけれども、こちら国が10分の4、県が10分の3、町が10分の3負担することになっておりまして、これ金額でいうと、400万円分を計上しているところでございます。現在、令和3年度、14件申請がありまして、230万ほど減免しているんですけれども、余裕を持たせて計上をさせていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 泉伸一郎議員。 ◆8番(泉伸一郎君) 8番、泉伸一郎でございます。 前段の議員が質問されて同じところですので、聞かれていないところをちょっと質問させていただきたいと思います。 まず、9ページになります。第3款民生費、第1項社会福祉費、2目老人福祉費、(11)高齢者施設等感染症対策事業ということで、1,500万円が減額されたということで、これは高齢者通所施設PCR検査費ということで、1,500万円の計上があったと思うんですが、このときにPCR検査のキットを購入すると聞いていたと思うんですけれども、そのキットは、結局購入しないで済んだのかどうかということを、ひとつお聞きしたいと思います。もし、購入したのであれば、そのキットは、どこに行ったのかということですね。 それとあと、同じく8ページ、9ページになるんですが、第3款民生費、第2項児童福祉費、1目児童福祉総務費で(4)児童福祉対策事業ということで、町内の保育所で150キットという形で、これは一遍に150キットを購入するのであるか、それかもしくは、その状況において少しずつ買っていくのかということを、同じように小学校、中学校でも、小学校でしたら210キット、中学校でしたら90キットということを言われていましたが、これも最初にその全部のキットを買ってしまうのか、それとも状況に応じて少しずつ買っていくのかということをお聞きいたします。 それと3点目なんですが、10ページ、11ページ、第4款衛生費、第1項保健衛生費、(1)保健予防事業、ここで13節で、酸素濃縮器使用料で99万とあるんですが、これはパルスオキシメーターで、個人が測って危ないということで個人が申告するのでしょうか。また、そのパルスオキシメーター自体は、町が保管されているものであるとしましたら、どこの分を何個用意するのか。 それから、酸素濃縮器というものは、六花から提供されるということですけれども、これは簡単に移動できるものなのか。また、この99万の中は、何台分を予定しているのかということをお聞きいたします。 以上3点になります。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、お答え申し上げます。 私のほうからは、民生費、児童福祉費の児童福祉総務費、児童福祉対策事業のPCR検査キットの購入の関係でお答え申し上げます。 一遍にか、少しずつの購入かということでございますが、現在刻々と情報が変化しておりまして、保健所の対応も第5波のときには、本当に対応がもうし切れなくて、判断がなかなかしてもらえないというような状況がございました。ただし、若干改善されている傾向も見られますことから、まず、様子を見ながら慎重に対応してまいりたいとは考えております。 150キットというのは、大体保育園の1園分の児童と職員の分ということになりますけれども、こちらが本当に一遍にやる必要があるのか、もしくはクラス単位とか、こういった単位でやる必要があるのかというところは、その時々の状況によりまして判断をして、購入をしていきたいというふうには考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 まず、高齢者施設のPCR検査なんですが、こちらは、当初、県が入所施設を行うということで、町では手の届かない通所をということで、予算をお認めいただいたものなんですが、その後、県が通所施設のほうも行うということになりましたので、町のほうでの利用が伸びなかったというのが今回の減額補正の主な理由でございます。 宮代町のやり方というのが、業務委託の形を取らせていただいておりまして、希望があった事業所に対しまして、契約した事業者から必要分をお送りして検査をする方法でございます。したがいまして、多く購入するということはございませんので、必要な分しかお支払いはしておりません。 それともう一点、酸素濃縮器ですが、大きさといたしますと、よくお店にある空気清浄機、これぐらいの腰より下ぐらいの高さのものですが、これぐらいの大きさでございます。これを町のほうの保健センターに配備しておりますので、必要に応じて町の保健センターからその在宅療養の方のところにお運びをするということになります。 酸素の飽和濃度が低くて苦しいような状態があれば、医師の処方を受けまして、これ個人でも実は、操作が簡単にできるものなんですが、決まったその酸素の量、送る量を選んでいただいてスイッチを押すだけで、後は、その酸素を吸入できるという類いの機械でございます。 今回、予算として計上をさせていただきましたのはリース料でございまして、1台3万円の税ですから、3万3,000円で5台、半年分のリース料を予算計上させていただいております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 予算書の10ページ、11ページ、それから12、13ページと児童・生徒と教職員の健康管理の対策の事業の中でPCR検査の検査キットの購入についてご質疑でございます。 こちらは、先ほど子育て支援課長が申し上げたと同様にはなるんですけれども、教育委員会では、まず、第2学期がスタートするに当たりまして、あの当時は、かなりいろいろな保健所のほうが逼迫しているという状況の中で、150キットを既に購入をさせていただいております。幸い、その150キットをまだ使っていないという状況になっておりますので、まず、こちらを使うことを優先をさせていただいて、これから、ないのが一番望ましいんですけれども、第6波とか、そういったものになったときには、また同様の状況になると思いますので、状況に応じて予算を執行させていただくということで考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 泉伸一郎議員。 ◆8番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 そうしますと、県のほうからその補助が出るというのが結構早く分かったので、多少キット数を買ったとは思うんですけれども、それで免れたというか、予算が少なくて済んだということでよろしいんでしょうか。 それとあと、パルスオキシメーターで、酸素が危ないというのを確認した場合、自宅療養者が直接、保健センターに連絡するのでしょうか。一応その2点だけ、もう一度お願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長
    健康介護課長(井上正己君) まず1点目、高齢施設のPCRですが、県のほうが直接やっていただくということになったので、そちらをご利用いただいた事業所もあったかと思います。町のほうは独自に各施設にお声がけをしまして希望を募りましたが、結果的には少ない申請しかなかったということでございます。 それとオキシメーターの件なんですけれども、ご本人がそういった状態であれば、町のほうにご連絡いただいて対応するという流れを考えております。 以上でございます。--------------------------------------- △会議時間の延長 ○議長(田島正徳君) ここで会議の都合上、あらかじめ会議時間を延長します。--------------------------------------- ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 山下秋夫議員。 ◆1番(山下秋夫君) 議席番号1番の山下秋夫です。 1点だけお伺いします。水田農業構造改革対策事業でございます。その中で次期主力米対応の援助補助金の交付ということで出していますけれども、この中で対象としては、営農計画書を提出した生産者ということで言われております。一般の農業の方は、こういう計画書を出して百姓をやっているわけじゃありません。自分の田んぼを見て、来年は、これを作ろうとか、そういうことをやっているだけです。こういう計画書というものはどういうものなのか。これを出さないと、この補助の対象にならないのかどうか。また、参考例が書いてあるのかどうか、その辺のところをお聞きしたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(菅原隆行君) それでは、営農計画書につきましてお答えさせていただきます。 まず、町内の農家さんにつきましては、毎年3月に農家組合長さんを通しまして、翌年度の営農面積等を記載しております営農計画書というものを提出していただいております。この計画書の中には、その農家さんが作付を行いますその生産量を記載されているだけでなくて、町全体で米の生産量がどれぐらいになるかというのを把握するものに使ったりですとか、これまでも各種交付金の算定基礎ですとか、損害評価の基礎資料などとしても使ってきているところでございます。 そうしたことから、今回は、その計画書を出していただいている農家さん378人を対象とさせていただいていたところでして、この中のうち、主食用のお米を作っているという記載のある面積に応じて、来年度作付意向のある農家さんに対しては、応援金を給付するものでございます。ですので、そうしたルールに基づいて計画書を出していただいている農家さんについては、全て把握しておりますが、もし仮に、これを出していただけていないということでありますと、ちょっと町としても現地等は回っておりますが、把握しかねる部分は、多少あるかもしれません。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 山下秋夫議員。 ◆1番(山下秋夫君) 分かりました。営農計画書、農協のほうで出しているというやつだと思いますけれども、それでこの10アールぐらいしかやっていないお百姓さんもいます。そうした人たちも出しているのかどうかはちょっと分かりませんけれども、そういう後でこの補助金も欲しいといった場合は、自主的にこれ町のほうへ農家さんが提出してもよろしいのかどうか、できるのかどうか。把握している以外はもうできませんよということなんでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(菅原隆行君) お答え申し上げます。 営農計画書につきましては、例年、年度の始まる少し前に出していただいているものでございますので、これまでもこの資料に基づきまして、先ほどもお話しさせていただきましたとおり、交付金の交付ですとか、損害評価の基礎にされているものでございますので、後づけでちょっと出されるというのは、非常に厳しいかなというふうに思っています。 なお、小さい1反程度しかやっていない農家さん、さらにはもっと小さい農家さんからも出していただいておりますので、参考までに、この補助金の対象となる農家さんで一番小さい補助金額としては、500円の方もいらっしゃいますが、そうした方にまで補助はきちんと出していこうというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 西村茂久議員。 ◆6番(西村茂久君) 1点だけお願いいたします。 議席番号6番、西村でございます。 幸いなことに、新型コロナの状況に関しましても、一応、7月以前の状態に落ち着いてきたと。大変いいことなんですが、今回の補正につきましては、地方創生の臨時交付金と不用額が主なもので、地方創生臨時交付金に上乗せをした形で更正されております。そのことはいいんですけれども、1つ伺いたいんですが、今日の状況の中でというか、現在の自宅療養者に対する食料等の支援があるんですが、これ何人ぐらいと見ていらっしゃいますかね、現在。 それから、実際の事業者・お店の支援金、それから食用米の作付の応援、これについては、もう少し手厚くしてもよかったんじゃないのかなという気がいたします。 PCR検査等々については、これから年末年始にかけて恐らく来るだろうと思われる。そういうときのためにも食料支援の中にパルスオキシメーターとか、酸素濃縮器等が入っていますけれども、これは、備蓄しておいたほうがよろしかろうと思います。ということで、自宅療養者の数とそれから事業者、お店、作付は農家に対する、作付応援、もう少し増額したほうがよかったんではないかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 自宅療養の数なんですが、これ日々変動はされていることかと思います。今何人かというのはつかんでいないんですが、9月の第1週、2週目ぐらいの時点で、幸手保健所と話をさせていただいたときには、おおむね30名弱ぐらいかなということは伺っておりました。ただ、その時点では、次の支援センターが確保できておりましたので、これ以上、町のほうの保健師の派遣は、大丈夫ですよということは言われておったところでございます。 この前に、その時点で、食料支援の申出をいただいた方が3件ございました。ですから、状況としてはそのような形でございます。 今回、補正予算のほうですが、現在、落ち着きつつはありますが、いずれまたこのような事態になるということも想定いたしまして、予算のほうは、向こう3月まで確保させていただきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(菅原隆行君) それでは、まず、宮代町事業者・お店支援金の金額につきまして、もう少し上乗せしてもよかったのではないかという点について、1点お答えさせていただきます。 町では、既に昨年度、1円でも売上げが下がった事業者に対しまして、10万円の支援金を一度実施しております。そのほか、セーフティーネット支援金としましても10万円、さらに今年度、感染症予防対策としても10万円ということで、これまでで直接的な支援だけでも約1億円弱の経済支援を行っているところです。 また、その他プレミアム商品券ですとか、PayPay等を合わせますと、間接的な補助等を合わせますと、2億円近い経済対策を行っていると、そうしたステップを踏んできているということもございましたので、今回商業者につきましては、10万円とさせていただいたところです。 また、次期主食用米作付応援事業につきましては、こちらは大規模な農家さんですとかは、基本的には収入保険ですとか、あと国のナラシ対策といった形で自営をして、後ほど補填される可能性というのがございます。 また、個人間の取引を行っている方というのは、影響がそれほど大きくない方というのも多々いらっしゃるというふうに伺っております。とはいえ、全額カバーされるわけではないということもございますし、2年続けて下落しているということもございましたので、今回、来年度の安定営農につなげるため、種苗代の一部を支援させていただくというふうに考えておりまして、こちらの数字につきましては、県内外の他市町の資料等も確認したんですけれども、大体3,000円から3,500円が多いというふうになっておりますので、数字としては、3,500円で設定をさせていただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山妙子でございます。 1点お聞きいたします。自宅療養の方の食料の支援に関してなんですが、保健センターを通じて、今、セキ薬品さんの協力を得て、やっていらっしゃるんですが、自宅療養の状況にもよりますけれども、支援の内容なんですけれども、アレルギーの方がいたりとかあるんですけれども、何かそういうところ配慮しているもの、皆さん同じなのか、ちょっと支援がしてほしいといったときに、要望があったりするのか、ちょっとその辺お聞きします。一点だけです。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 食料支援の関係でございます。 まず、今回食料を基本として、支援をさせていただく仕組みをつくりました、と申しますのは、これ幸手保健所も実は食料支援を行っているんですが、支援までにタイムラグがどうしても出てしまっていたので、そこをサポートさせていただくということからの支援でございます。 ご案内のとおり、家庭にお子さんがいたりとか環境によっては若干違うので、お送りするものも基本のパッケージは、レトルトとか日持ちするものはあるんですけれども、そこはお聞き取りしながら、例えばですけれども、必要なら粉ミルクとか、そういったものも追加していくような形でやり取りをするようには担当とは話はしております。 ただ、アレルギーとなりますと、ちょっとかなり特殊といいますか、やはり場合によったら、ご自身のお体の命にも関わる部分もありますので、ここまで細かなケアというのは、逆に難しい面があるので、そこはちょっと今の時点では、ご容赦いただいております。 ただ、今ご意見としていただきましたし、どんなものが望まれるかというのは、常に今後も研究していきたいと思いますので、対応を検討します。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 土渕保美議員。 ◆12番(土渕保美君) 議席ナンバー12番、土渕でございます。 令和3年度宮代町一般会計補正予算(第5号)について賛成の立場から討論いたします。 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付に伴う新型コロナウイルス感染症対策事業の実施に伴い、令和3年度宮代町一般会計予算に3,250万9,000円を追加し、総額を112億4,774万1,000円とすることについて、児童福祉対策事業、児童・教職員の健康管理対策事業並びに生徒・教職員の健康管理等対策事業として町内の保育園をはじめ小学校、中学校に新型コロナウイルス感染症対策としてPCR検査キット等の購入費用として計上されたことは、子供たちだけではなく、見守り支えてくださる先生をはじめ教育やスクールガードに関するボランティアの方々はもちろん、ご家族の皆様にとりましても、安心・安全の観点から大変重要な事業となります。 また、保健予防事業として新型コロナウイルス感染症による自宅療養者に対する食料等支援に要する経費の計上や、水田農業構造改革対策事業として、新型コロナウイルス感染拡大の影響による米消費の減少に伴う令和3年産米価格下落の影響を受けた生産者に対する主食用米の次期作付に対する補助金の交付は、直接目には見えないところで苦しんでおられる方への支援となります。 さらに、商工業事業として新型コロナウイルス感染症の影響を受け、売上げが減少した町内事業者に対する支援金の給付の実施及び個人相談会の延長は、8月、9月と一番稼ぎ時の2か月にわたり緊急事態が発令され、飲食業はもとより、それに付随する業種や8月のお盆や9月の彼岸等の国民的行事も簡素化され、そのためにダメージを受けている業種も多いと思われます。 また、原材料の高騰や輸入木材等の入手困難な状況にある工業関係事業者にとりましても、大変重要な事業となります。 また、いつ何どきのためにと予備費として500万円を計上しました。これらを踏まえて、令和3年度宮代町一般会計補正予算の賛成討論といたします。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第54号 令和3年度宮代町一般会計補正予算(第5号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第55号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第12、議案第55号 令和3年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第55号 令和3年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第56号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第13、議案第56号 令和3年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第2号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 丸藤栄一委員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 介護保険特別会計の補正なんですけれども、1点について伺いたいと思います。 事項別明細では32、33と、歳出のほうでは34、35の関係で、地域介護福祉空間整備補助金、国庫支出金、国庫補助金なんですが、これとそれから歳出のほうでは、一般管理事業として地域介護福祉空間推進補助金の交付ということで、これ非常用自家発電設備の整備を実施する介護保険事業者に対する補助金というふうになっておりますけれども、まず、これについての経緯、どういったものに、まず、国庫支出金、国庫補助金として使えるのか。10分の10なんですけれども、宮代町の場合は、自家用発電設備ということなんですけれども、それについてご説明をお願いします。 また、この非常用自家発電というのは、金額も773万なんですけれども、どこに設置されて、この機種の規模、大きいと思うんですけれども、その辺は、どれくらいの発電設備なのか、お願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えいたします。 この制度は、ご質問のとおり、地域介護福祉空間整備等施設整備交付金という名前でございまして、地域におけます介護施設を中心として、その機能向上ですとかといったものに対して補助金が交付されるものでございます。 今回は、この事業については、全ての事業所に年度の早い時期にお知らせをいたしまして、希望の有無を募っております。今回、この事業のうち、非常用自家発電設備の整備につきまして、1事業所から申請の要望がありまして、町を経由して申請をさせていただいて、結果的に内示を、国庫補助金の採択を得ましたので、今回予算の補正をさせていただいているところでございます。 事業費としては、10分の10の補助率でございまして、今回申請のあった事業費が約810万円ほどでございます。この事業は、各設備ごとに基準額が決まっておりまして、申請のあった非常用の自家発電設備については、773万円というのが基準額、上限額となっておりますので、先ほどの申請事業費に対して、上限目いっぱいの交付の内示をいただけたということになります。 設置する箇所は、町内にあります認知症高齢者のグループホームになっております。 なお、この発電機の仕様でございますが、細かな設計については、ちょっと私のほうもまだ情報としていただいておりませんので、ご容赦いただきたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 内容は分かるんですが、今回については、1件について内示があったということなんですけれども、全ての事業所に多分、担当課としても声をかけたと思うんですけれども、全ての事業所というのは、何事業所なのか。それから、どうして1か所だけの補助金になったのか。ほかの事業所は、全く申請もしなかったのか。その辺の状況はどうだったのかお尋ねいたします。 ○議長(田島正徳君) 暫時休憩します。 △休憩 午後5時17分 △再開 午後5時18分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 この事業につきましては、当然、該当となる施設の規模もあるということで、地域密着型の施設ということで、6か所該当事業所があるんですが、こちらにご案内をさせていただいているというところでございます。 それと結果的に町を経由して補助金の採択を受けたのは、この1事業所でございますが、金額によりまして、町を経ないで直接県のほうに申請ができる規模というのもあるんですが、そちらのほうも1事業所あるというふうに聞いておりますので、全体では2事業所がこの補助金を活用するということでございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第56号 令和3年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第2号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 ここで休憩いたします。 △休憩 午後5時20分 △再開 午後5時35分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。--------------------------------------- △意見書第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第14、意見書第3号 出産育児一時金の増額を求める意見書についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 角野由紀子議員。   〔9番 角野由紀子君登壇〕 ◆9番(角野由紀子君) 意見書の提出について、提出者角野由紀子より提案させていただきます。 出産育児一時金の増額を求める意見書については、提出者、角野由紀子、賛成者、合川泰治議員、塚村香織議員、土渕保美議員、川野武志議員、小河原正議員、丸藤栄一議員となっており、この賛成者をもって提出するものでございます。 提案理由の説明につきましては、本文を読ませていただきます。 出産育児一時金の増額を求める意見書(案)。 厚生労働省によると、2019年度の出産費用が正常分娩の場合、全国平均額は約46万円で、室料差額料等を含む費用の全国平均額は約52万4,000円となっています。出産に係る費用は、年々増加し、費用が高い都市部では現在の42万円の出産育児一時金の支給額では賄えない状況になっており、平均額が約62万円と最も高い東京都では、現状、出産する人が約20万円を持ち出している計算となります。 国は、2009年10月から出産育児一時金を原則42万円に増額し、2011年度にそれを恒久化しました。さらに、国は、医療機関から出産費用の詳しいデータを収集し、実態を把握したうえで増額に向けて検討することとしています。 一方、令和元年の出生数は85万5,234人で、前年に比べ5万3,166人減少し過去最少となりました。少子化克服に向け、安心して子どもを産み育てられる環境を整えるためには、子どもの成長に応じた、きめ細かな支援を重ねていくことが重要であり、一時金は、その大事な一手であると考えられます。 少子化対策は、わが国の重要課題の一つにほかならず、子育てのスタート期に当たる出産時の経済的な支援策を強化することは、欠かせません。 よって、政府に対し、現在の負担に見合う形に出産育児一時金を引き上げることを強く求めます。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和3年9月24日、埼玉県南埼玉郡宮代町議会議長田島正徳。 衆議院議長大島理森様、参議院議長山東昭子様、内閣総理大臣菅義偉様、厚生労働大臣田村憲久様となっております。 以上でございます。ぜひとも皆様のご議決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(田島正徳君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 山下秋夫議員。 ◆1番(山下秋夫君) 1番の山下秋夫でございます。 一応この提案については、私も一時金引き上げるということは賛成でございますが、この中で東京都は高いところで62万円、全国平均で52万4,000円ですか、このように書いてあるんですけれども、提案者は、これを幾らぐらいにしたらよろしいのかということでちょっとお聞きしたいんですけれども。幾らぐらいを引き上げたいのか、その辺のところを教えていただきたい、提案者の気持ちとしての考え方。 ○議長(田島正徳君) 角野由紀子議員。 ◆9番(角野由紀子君) 意見書として、一時金の増額を求める意見書ですので、私の個人の意見というのは特にございません。持ち出しがなるべくないようにということです。 ○議長(田島正徳君) 山下秋夫議員。 ◆1番(山下秋夫君) 山下です。 ただ、現在の負担金に見合う形の出産一時金ということを引き上げるということで言っておりますよね、ここの中で。引き上げるのはいいんですよ。幾らなんだということなんですよ。それだけなんです。 ○議長(田島正徳君) 角野由紀子議員。 ◆9番(角野由紀子君) 引き上げるのは、私が幾らしろと言ってどうこうという問題でなくて、基本的には持ち出しがないほうがいいんですよ。2009年から出産育児一時金が42万円に増額しました。それで、令和2年12月に社会保障審議会医療保険部会というのが開催されまして、この出産育児一時金をデータに基づいて実態を把握した上で、増額に向けて検討をするということを受けまして、この意見書を出させてもらうわけです。私からは具体的に幾らということではございません。上げてくださいという意見書でございます。 ○議長(田島正徳君) 山下秋夫議員。 ◆1番(山下秋夫君) しつこいようですけれども、この全国平均52万4,000円、東京都平均が62万円ということで言っているわけなんですよね。東京都で言えば、20万円も持ち出しだということ言っているわけです。 そういう中で、本当にこれをやるんであれば、東京都の平均まで引き上げろということで言うべきじゃないかなと。私はこの引き上げること自体を反対しているわけじゃありません。当然これ引き上げるべきだと思っております、少子化対策、いろいろな問題で。ただ、この金額をきちんと入れていかないと、相手にも伝わらないんじゃないかなと私は考えております。その辺のところまで、いかがなもんでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 角野由紀子議員。 ◆9番(角野由紀子君) 社会保障審議会医療保険部で今実態を把握した上で、増額に向けて検討をしてくださるというふうに伺っています。 それで、一番最新の正常分娩分の平均的な出産費用についてという統計的な資料がございましたが、東京都は62万円と今ここにありますよね。埼玉県は53万円です。全国平均としては50万円ということで、それは正常分娩で病院、診療所、助産所の合計の平均でございます。こういうものを全て勘案した中で、結果を出していただけるものと期待していきたいと思います。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 西村茂久議員。 ◆6番(西村茂久君) 議席番号6番、西村です。 意見書については、もうそのとおりだと思うんで、もちろん賛成はするんですが、前段者がちょっと言ったように、この少子化を克服するという課題の中で出産育児一時金というやつが、非常に大きな課題であるということは承知しております。 ただ、意見書として出すに当たっては、一般的な引き上げることを強く求めるということではなくて、具体的に幾らまで引き上げろと、根本的に解決しろと、1つは。という強い姿勢を打ち出さない限り、たとえ政府が1万円を積み上げしたとしてもそれは引上げになるわけで、一歩一歩近づけていくんだと言い訳をすれば、それで済んじゃうわけです。永遠にそういう形になっちゃうということになるから、やはり抜本的に引き上げる。やっぱり英断を求めるということをしない限り、なかなかこの少子化は、克服できないと思うんですよね。 そういう意味でこれはお願いです。別に提案者に文句を言うあれもないし、意図はよく分かっておりますから、ただ、やっぱり今後、こういう意見書を出すときに、どこまで効果があるかは別として、やっぱり強い言葉も問題によっては、必要になるんではないかなということでお願いとして申し上げて、これにはもちろん賛成します。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより意見書第3号 出産育児一時金の増額を求める意見書の件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △意見書第4号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第15、意見書第4号 建設アスベスト被害者の早期救済を求める意見書についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 丸藤栄一議員。   〔2番 丸藤栄一君登壇〕 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番の丸藤でございます。 意見書第4号について提出者である私からご説明いたします。 本意見書は、金子正志議員、小河原正議員西村茂久議員、丸山妙子議員、山下秋夫議員の賛同をもって提出するものでございます。 それでは、意見書を読ませていただきまして、説明に代えさせていただきます。 建設アスベスト被害者の早期救済を求める意見書。 建設現場で資材に含まれたアスベスト(石綿)を吸い込み健康被害を受けた各地の元建設労働者や遺族が提訴した「建設アスベスト訴訟」で最高裁は今年の5月17日、国と建材メーカーの責任を認める判決を出しました。判決の確定を受けて菅義偉首相は同18日、原告に謝罪し、国は原告団と被害者救済のための合意書を締結しました。 今回の判決は、原告、家族、弁護団、支援者らの長年にわたる粘り強い運動がつくりだしたもので、国は解決に背を向けてきた姿勢を根本から改め、被害者を一人も取り残さない全面救済の仕組みを一刻も早く創設することが求められています。 安価で加工しやすく燃えにくいアスベストは、高度経済成長期などに大量使用されました。吸い込むと肺がんや石綿肺、中皮腫を発症する危険が問題になっても国の対策は、大きく立ち遅れ、被害を広げました。発症まで数十年かかる長い潜伏期間から、「静かな時限爆弾」とも言われています。 建設現場の作業に従事していた人の被害が急増し、2008年以降、国と建材メーカーを相手取った裁判が相次いで起こされ、地裁や高裁では国の責任を認定する判決が主流になりました。しかし、メーカーの責任や救済範囲などは、裁判所によって判断は分かれていました。 最高裁は、「国は1975年までにはアスベストの危険性を認識していたにもかかわらず労働者への防じんマスク着用を事業者に義務付けることなどを怠った」として、アスベスト使用を原則禁止にした2004年までの29年間、国に違法性があったことを認めました。 最初の提訴から13年、相次いで起こされた訴訟は33件、原告は約1,200人にのぼり、裁判中に多くの元建設労働者が亡くなっています。「命あるうちの救済」は待ったなしです。 よって、国におかれましては、国会で成立した特定石綿被害建設業務労働者等に対する給付金等の支給に関する法律に基づき、被害者救済とともに、暴露防止対策の強化、関連疾患の医療体制の整備や治療法の研究開発などに国として責任を果たすよう強く要望します。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和3年9月24日、埼玉県南埼玉郡宮代町議会議長田島正徳。 この意見書の宛先は、衆議院議長大島理森様、参議院議長山東昭子様、内閣総理大臣菅義偉様、厚生労働大臣田村憲久様、国土交通大臣赤羽一嘉様、環境大臣小泉進次郎様となっております。 以上でございます。ぜひともご議決を賜りますようお願いいたします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより意見書第4号 建設アスベスト被害者の早期救済を求める意見書の件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △意見書第5号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第16、意見書第5号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の拡充を求める意見書についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 角野由紀子議員。   〔9番 角野由紀子君登壇〕 ◆9番(角野由紀子君) 意見書第5号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書を提出いたしたいと思います。 提出者は角野由紀子が説明申し上げます。賛成者、丸藤栄一議員、小河原正議員、川野武志議員、合川泰治議員をもって提出するものです。 提案理由は、本文を読ませていただきます。 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書。 新型コロナウイルスの感染拡大は、変異株の猛威も加わり、我が国の各方面に甚大な経済的・社会的影響を及ぼしており、国民生活への不安が続いている。この中で地方財政は、来年度においても巨額の財源不足が避けられない厳しい状況に直面している。 地方自治体においては、新型コロナウイルス感染症対策はもとより、地方創生、雇用対策、防災・減災対策、デジタル化や脱炭素社会の実現とともに、財政需要の増嵩が見込まれる社会保障等への対応に迫られており、このためには地方税財源の充実が不可欠である。 よって、国においては、令和4年度地方財政対策に向け、下記事項を確実に実現されるよう強く要望する。 令和4年度以降3年間の地方一般財源総額については、「経済財政運営と改革の基本方針2021」において、令和3年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保するとされているが、急速な高齢化に伴い社会保障関係経費が増大している現状を踏まえ、他の地方歳出に不合理なしわ寄せがなされないよう、十分な総額を確保すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和3年9月24日、埼玉県南埼玉郡宮代町議会議長田島正徳。 宛先は、衆議院議長大島理森様、参議院議長山東昭子様、内閣総理大臣菅義偉様、財務大臣麻生太郎様、総務大臣武田良太様、経済産業大臣梶山弘志様、内閣官房長官加藤勝信様、経済再生担当大臣西村康稔様となっております。 以上でございます。ぜひともご議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田島正徳君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより意見書第5号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の拡充を求める意見書の件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △選挙第1号 ○議長(田島正徳君) 日程第17、選挙第1号 久喜宮代衛生組合議会議員の補欠選挙についての件を議題といたします。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。被選挙人の指名の方法については、議長において指名することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決しました。 それでは、久喜宮代衛生組合議会議員に合川泰治議員を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました合川泰治議員を久喜宮代衛生組合議会議員の当選者に定めることにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました合川泰治議員が久喜宮代衛生組合議会議員に当選されました。 ただいま久喜宮代衛生組合議会議員に当選されました合川泰治議員が議場におられますので、本席から会議規則第33条第2項の規定による告知をいたします。 次に、当選承諾の発言を求めます。 合川泰治議員。 ◆11番(合川泰治君) はい、お受けいたします。 ○議長(田島正徳君) 以上で久喜宮代衛生組合議会議員の補欠選挙を終わります。---------------------------------------
    議会広報委員会の閉会中の継続調査について ○議長(田島正徳君) 日程第18、議会広報委員会の閉会中の継続調査の件についてを議題といたします。 議会広報委員会委員長から、会議規則第75条の規定によりお手元に配りました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りいたします。議会広報委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、議会広報委員会委員長からの申出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。--------------------------------------- △議員派遣について ○議長(田島正徳君) 日程第19、議員派遣についての件を議題といたします。 お諮りいたします。議員派遣についてはお手元に配りました別紙のとおり派遣したいと思いますが、これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、お手元に配りました別紙のとおり派遣することに決定しました。 以上をもって本定例会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。--------------------------------------- △町長あいさつ ○議長(田島正徳君) ここで、町長あいさつをお願いします。 町長。   〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 令和3年第4回宮代町議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 今期定例会は去る8月26日に開会以来、本日まで30日間にわたりまして、決算の認定をはじめ数多くの重要案件につきまして慎重なるご審議を賜り、いずれも原案のとおりご議決あるいはご承認をいただきました。心から厚く御礼を申し上げます。 厳しかった暑さも一段落し、特に朝晩などは風も涼しく宮代にも秋が近づいていると肌で感じるようになりました。どうか議員の皆様方におかれましては、健康に十分ご留意いただきまして、引き続き町政のために一層のお力添えを賜りますよう心からお願い申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。--------------------------------------- △閉議の宣告 ○議長(田島正徳君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 会議を閉じます。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(田島正徳君) これにて令和3年第4回宮代町議会定例会を閉会いたします。 △閉会 午後6時05分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 令和3年  月  日        議長      田島正徳        署名議員    西村茂久        署名議員    小河原 正...